すっぽ抜けも「危険スイング」 新罰則規定、12日から適用

2026/05/11 21:07 

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 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が11日、東京都内であり、打者が途中でバットを投げ出す「危険スイング」をした場合、退場処分などとする罰則規定が承認された。2軍戦も含め12日から適用される。試合中、打者の手から離れたバットが、球審を務めていた審判員の側頭部に当たり、負傷したことを受けての措置。

 すっぽ抜けを含めスイングの途中でバットを投げ出してしまうことを危険スイングと定義した。故意・過失は問わず、選手や審判員など他者に当たらなかった場合は「警告」、同じ試合で2度目の危険スイングをした場合は「退場」、バット全体が他者に向かい、直接当たったり、ダッグアウトやスタンドなどに入ったりした場合は「即退場」となる。

 バントを試みたケースは含まれず、折れたバットや握ったまま振り切ったバットが他者に当たっても適用されない。NPBは「打者に安全意識を高めてもらう注意喚起の側面が強い」と説明した。

 審判員が負傷したのは4月16日のヤクルト―DeNA戦(神宮)で、バットが側頭部を直撃した球審の川上拓斗審判員(30)が緊急手術を受けた。意識は回復していないという。

 これを受け、球審はヘルメットをかぶる運用が始まった。【村社拓信】

毎日新聞

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