<もっと社会人野球>新人躍動、たぐり寄せた追加点 三菱重工Eastが西関東第2代表

2026/06/13 21:44 

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 ◇第97回都市対抗野球大会西関東2次予選・第2代表決定戦(13日、神奈川・横浜スタジアム)

 ◇○三菱重工East8―2日産自動車●(三菱重工Eastは4年連続16回目の出場)

 経験が浅く、何をしでかすかわからない魅力があるのが若者だ。3―2の七回、三菱重工Eastがどうしてもほしかった追加点をもたらしたのは早大卒の新人・小沢周平だった。

 無死一塁で、サインは送りバントだった。相手バッテリーはバントミスを誘おうと考えたのだろう。コースとしては甘い球が3球続いた。だが、小沢はボールを転がせなかった。「硬いように見えた」と様子を観察していた佐伯功監督は、ヒッティングにサインを変えた。

 「サインも変わってラッキーだなと思って」と力が抜けた小沢。かつ、抜け目なかった。自己判断でバスターに切り替えたのだ。

 再び甘いコースにカットボールが来たところをとらえ、右中間を破る適時二塁打とした。小沢は終わってみれば、この日は5打数4安打2打点の大活躍だった。

 11日のENEOS戦では5打数1安打、併殺2回と空回りした。辛くもサヨナラ勝ちした後、ベテランの八戸勝登から「俺らがカバーするから」と声をかけられた。その分、「自分が決めるという欲を出さずに次につなごう」と切り替えたことが好結果につながった。

 自らの活躍もあって手にした本大会への切符。「優勝がこのチームの目標。自分もできることを一つずつやっていきたい」

 三菱重工Eastと言えば経験豊富なベテランぞろいの強豪として恐れられる。そこにまた、厄介な新人が加わったようだ。【池田真由香】

毎日新聞

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