広陵・中井元監督、今後の野球との関わり「全く考えていないが…」

2026/08/07 19:09 

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 広島市の広陵高野球部で2025年1月に起きた部員間の暴力問題を巡り、当時監督だった中井哲之氏(64)が7日、広島市内で記者会見し、「生徒同士の間で暴力が起きることを防げなかったことを深く受け止めている」と謝罪した。問題発覚後、中井氏が自ら経緯を説明するのは初めて。

 広陵高野球部では、当時1年生だった部員(その後に転校)が部のルールに反して寮でカップラーメンを食べたことに対し、複数の上級生が暴力を振るった。広陵は25年夏の甲子園に出場したが、開幕直前にSNSで暴行についての書き込みが拡散。広陵は1回戦を突破したが、2回戦を辞退した。

 広陵が設置した第三者委員会は今年6月に報告書を公表し、集団での暴力や威圧的行為があったことを認定。中井氏が暴力を受けた部員に対し、部内暴力を広島県高校野球連盟へ報告すればチームの不利益につながるとの趣旨の発言をしたことも「極めて不適切」と断じた。

 中井氏はこの日の記者会見で「そのような気持ちは全くなかったが、私の言葉が足りなかった。非常に反省している」と陳謝した。

 中井氏は暴力問題発覚後の25年8月に監督を辞任。先月末で学校を退職した。今後の野球との関わりについては「全く考えていないが、必要だと思ってくださる場所があれば、そこで野球を教えたい」と語った。【西山夏奈】

毎日新聞

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