荒川さん、高橋さんが語る「見どころ」 フレンズ・オン・アイス

2026/08/28 06:00 

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 フィギュアスケート女子で2006年トリノ冬季オリンピックで日本勢として初めて金メダルを獲得した荒川静香さんが座長を務めるアイスショー「フレンズ・オン・アイス」のリハーサルが27日、報道陣らに公開された。

 今年で20回目。リハーサル後は荒川さん、10年バンクーバー五輪男子銅メダルの高橋大輔さん、世界選手権で4度優勝し昨季限りで引退した坂本花織さん、4大陸選手権女王の青木祐奈選手(日本建物管財)の4人が取材に応じた。

 ◇坂本選手「実家の食器棚に…」

 荒川さんはオープニングで、当時の五輪フリーで滑った名曲「トゥーランドット」のアレンジ版を披露。イナバウアーも鮮やかに決め「皆さんの印象に残っている部分をピックアップして詰め込んだ。私の中では、イチ押しの好きな曲なので、楽しんでいただければ」と語った。

 個人演目では「Tristesse」をしっとりと舞った。「一旦の節目として、スケーターやファン、みんなに感謝を伝えたい気持ちになった。これで終わりにするとかではないが、一つのタイミング」と選曲の理由を語った。

 高橋さんは、シングルで「残像」を滑った。近年はアイスダンスの「かなだい」として滑ることが多かっただけに「またこうやって1人でパフォーマンスするのはすごく新鮮。僕は、あまり歌詞の入った曲はやらないが、日本語の歌詞で表現することが、今になってやっと自分の中でしっくり来るなと感じながら滑ることができた。40歳だからこそできる表現なのかな」と振り返った。

 坂本さんは「この20周年という節目に(荒川さんと)共演できるのは本当にうれしい」と感激した様子。荒川さんが金メダルを獲得した際の号外を実家の食器棚に色あせるまで飾っていたというエピソードも明かした。「本当に大尊敬する先輩。いろんなことを切り開いていってくださり、私たちはその道を難なく歩くことができている。本当に荒川さんの存在は大きい」と感謝した。

 青木選手は、今季のショートプログラム(SP)曲「君の瞳に恋してる」を軽快に滑った。「私も荒川さんのトリノ五輪を見てスケートを始めた。スケートに出会ったきっかけで、今でもずっと憧れの方」と口にした。来週には、国際大会の木下グループ杯も控えており「見せる力をアイスショーでさらに伸ばして、ジャンプもなるべく入れていきたい」と意気込んだ。

 公演は28~30日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで。【倉沢仁志】

毎日新聞

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