ソフトバンク・ラトリッジが「緊急事態」救う好投 来日初白星

2026/09/12 18:28 

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 ◇○ソフトバンク5―4ロッテ●(12日・みずほペイ)

 ついに優勝マジックも1桁に突入したソフトバンクだが、ここにきて今季11勝の大津亮介がコンディション不良で登板回避。まさかの緊急事態を救ったのは、途中入団の長身右腕・ラトリッジだ。

 登板が決まった日から「気持ちはたかぶっていた」という。だが、初回にロッテ・藤原恭大にいきなり甘いスライダーをソロ本塁打とされ、出はなをくじかれた。

 これがむしろ冷静に立ち直れるきっかけになった。「初心に戻って、自分の良い球を良いところに投げよう」。極めてシンプルな思考に切り替えたことで落ち着いた。

 米国とは違う日本独特の応援も「すごく楽しかった」と余裕も生まれ、203センチの長身から投じる150キロ超の直球に力が戻った。スライダー、スプリットも交えて要所を締め、5回1失点で来日初白星を手にした。

 米国出身。大リーグでは昨季リリーフ専任で63試合に登板した。だが、先発陣に不安を抱えていたソフトバンクが先発投手としてオファー。8月に来日し、2軍戦ではボークを取られる場面もあったが、少しずつ順応してチャンスを待った。

 日本について「どこに行ってもきれいで、電車も時間通りで、ご飯は何を食べてもおいしい」と語るナイスガイ。あいさつ代わりには十分の好投だった。【牧野大輔】

毎日新聞

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