大関昇進懸かる熱海富士、見せた心技体の充実ぶり 大相撲秋場所

2026/09/21 19:52 

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 ◇大相撲秋場所9日目(21日、東京・両国国技館)

 ◇○熱海富士 押し倒し 高安●

 大関昇進の懸かる熱海富士の心技体が充実している。

 自らが突っかけ、2度目の立ち合い。焦りがあるかと思いきや、高安に両まわしを取られても慌てない。相手の下手投げを腰の重さで残し、威力ある突き押しを見舞う。俵に詰まり後ろ向きになった高安が向き直る瞬間、右肩をぶつけながら押し倒した。

 支度部屋に引き揚げると、同部屋の伯乃富士らと拳を突き合わせた熱海富士。幕内最重量198キロの大きな体は、より一層堂々として見えた。

 所属する伊勢ケ浜部屋付きの楯山親方(元前頭・誉富士)は「自分に自信があるのか、(心に)余裕がある。体を生かした相撲をとれるようになってきた」と変化を語る。

 新関脇だった5月の夏場所は9勝。7月の名古屋場所は優勝決定ともえ戦で安青錦に敗れて初の賜杯を逃すも、12勝を挙げた。大関昇進の目安とされる「三役で直近3場所計33勝」には、今場所で12勝すれば届く。

 秋場所中、八角理事長(元横綱・北勝海)は「いずれ(大関に)上がるから。力がついているのは見て分かる」と成長に太鼓判を押した。機は熟しつつある。【高野裕士】

毎日新聞

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