米国の2月物価指数、2.8%上昇 前月を下回る

2025/03/12 23:08 

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 米労働省が12日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・8%の上昇となり、前月(3・0%)を下回った。伸び率は市場予測(2・9%)も下回った。

 エネルギーは0・2%下落し、前月(1・0%上昇)から下落に転じた。家賃など住居費も4・2%上昇したが伸び率は前月(4・4%)から鈍った。一方、食料品は2・6%上昇で伸び率が前月(2・5%)からやや加速した。

 変動の大きなエネルギーと食料品を除くコア指数は3・1%上昇。伸び率は前月(3・3%)から鈍化した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は物価上昇(インフレ)が再燃する可能性があるとみて、1月会合で4会合ぶりに政策金利を据え置いた。次回3月会合でも利下げを見送るとの見方が強い。【ワシントン大久保渉】

毎日新聞

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