米財務長官「満足できる方向に進んでいる」 関税巡る日米協議を評価

2025/04/18 09:51 

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 トランプ米政権のベッセント財務長官は17日、X(ツイッター)に「貿易に関する協議が非常に満足できる方向に進んでいることをうれしく思う」と投稿し、前日に首都ワシントンで開いた関税措置に関する日米協議を評価した。「近いうちに日本の友人たちと、更に前向きな対話ができるのを楽しみにしている」とも投稿し、今月下旬に予定している次回協議での議論の進展に期待を示した。

 また、ベッセント氏は17日、ホワイトハウスで記者団に、既に協議を始めた日本と欧州連合(EU)に続き、来週には韓国、インドとも協議する予定と明らかにした。

 トランプ政権は約60カ国に発動した「相互関税」の上乗せ分を一時停止し、各国が求める関税引き下げに向けた交渉を進めている。対日交渉を担当するベッセント氏は16日、赤沢亮正経済再生担当相とホワイトハウスで初協議を開いた。【ワシントン大久保渉】

毎日新聞

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