小泉進次郎農相、ドンキやイオンを視察 備蓄米売り場を見た反応は

2025/06/01 15:20 

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 小泉進次郎農相は1日、随意契約による政府備蓄米を販売する東京都内の小売店を視察した。早い店舗では5月31日から販売開始しており、当初6月上旬の店頭販売を想定していた小泉氏は「まさか5月のうちに並べることができるとは思わなかった。ものすごいスピードで応えた民間の事業者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 小泉氏が視察したのは、大田区の「MEGAドン・キホーテ大森山王店」と、品川区の「イオンスタイル品川シーサイド」。イオンはこの店舗に備蓄米6200袋を用意。5キロ1980円(税抜き)で販売しており、午前8時の開店時には長蛇の列ができていた。

 イオン幹部から説明を受けた小泉氏は「東京以上に関西地域にかなり不足感があると聞いた。パンが売れ、米離れが起きている」とした上で「ブランド米が高いので2キロで販売していても売れなくなっている。備蓄米を投入し、ここで価格高騰を抑えることが必要だ」と訴えた。【佐久間一輝】

毎日新聞

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