日経平均株価、初の4万5000円台 取引時間中の最高値を更新

2025/09/16 09:35 

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 連休明けの16日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸して始まり、取引時間中として初めて4万5000円台をつけた。前週末終値と比べ、上げ幅は一時200円を超え、取引時間中の最高値を更新した。

 15日の米株式市場でハイテク株主体の株価指数が最高値を更新したことなどを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。米労働市場の悪化から米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が高まっていることも追い風となった。

 午前10時現在は前週末終値比128円46銭安の4万4639円66銭。最高値を更新した後は上げ幅を縮小し、一時前週末終値を割り込んだ。日経平均は3営業日連続で取引時間中の最高値を更新しており、一時的な過熱感も指摘されている。【秋丸生帆】

毎日新聞

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