維新・吉村氏、会期延長要求「決めない国会、真っ平ご免」 定数削減

2025/12/12 13:32 

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 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は12日、自民党と共同提出した衆院議員定数削減法案を巡り、17日に会期末を迎える国会を「結論が出るまで延長すべきだ」と述べた。「結論を出さずに終わる政治、決めない国会は真っ平ご免だ」とも語った。

 法案を審議予定の衆院政治改革特別委員会では企業・団体献金の規制強化策を盛り込んだ政治資金規正法改正案の審議が先行している。野党側は規正法改正案の審議が優先だと主張、与党側が求める定数削減法案は審議入りの見通しが立っていない。

 吉村氏は「企業・団体献金の法案だって、きちんと採決しましょうよ。それが17日に間に合わないのであれば、その会期を延長すべきだ」と述べた。

 ただ、延長した場合も成立させられるかは不透明な情勢だ。与党内では今国会での成立を見送り、来年の通常国会で改めて成立を目指す声も出ている。【宮本翔平】

毎日新聞

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