日経平均反落、413円安 8日の大幅上昇反動 原油価格は高止まり

2026/04/09 20:12 

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 9日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は反落し、前日比413円10銭安の5万5895円32銭で取引を終えた。8日に大幅上昇した反動で、当面の利益を確保しようと売り注文が広がった。米国とイランの停戦合意を巡る不透明感が重荷となった。

 停戦合意で、東京市場に先立つ米東部時間8日のニューヨーク株式市場は急反発した。ダウ工業株30種平均は前日比1325・46ドル高の4万7909・92ドルで終え、上げ幅は今年最大となり、約1カ月ぶりの高値となった。

 同様に、同7日夜に1バレル=91ドル台まで急落したニューヨーク原油先物相場の米国産標準油種(WTI)5月渡しは、イスラエルがレバノンの親イラン勢力ヒズボラへの攻撃継続を宣言し、イランがホルムズ海峡を再封鎖したと伝わると一転。日本時間9日は1バレル=100ドル近辺まで上昇した。

 緊張緩和への期待が後退し、9日の東京外国為替市場は円売り・ドル買いが進んだ。午後5時現在は前日比76銭円安・ドル高の1ドル=158円96~98銭。東京債券市場もインフレ(物価上昇)圧力が高まることへの警戒感から国債が売られ、利回りが上がった。長期金利の指標となる新発10年物国債の終値利回りは、前日比0・025%高い2・390%だった。【鴨田玲奈】

毎日新聞

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