史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2025』の決勝進出者が2日、東京・NEW PIER HALLでの準決勝後に発表された。決勝同様、ファイナリスト会見の司会も霜降り明星が務めたが、キレキレのMCで会場を沸かせた。

【一覧】『R-1グランプリ』歴代優勝者

　せいやが「決勝のMCがここもやるって珍しい。浜田（雅功）さん、ここで『結果発表！』言わないですよ」と笑いながらツッコミ。「『R-1』は、数ある賞レースの中でも一番難しいといいますか。ネタをひとりでやるのがいかに難しいかっていうのが、もっと広まってほしい。チャンピオンもいっぱいいまして、三浦マイルドさんなんか、Xで大活躍ですから」と続けると、粗品がすかさず「どこがや！」とツッコミを入れた。

　さらに、日本テレビ系『女芸人No.1決定戦　THE W2024』のMCで、フットボールアワーの後藤輝基が足腰げんき教室を紹介する際に噛んでしまい、自らフォローする際に発した「緊張感もありながら…」というフレーズを、せいやが披露する一幕も。

　さらに、マツモトクラブが「ストレートで（決勝）行けた人はタキシードを着させてもらえると思ったら…着させてもらえないですか？」と呼びかけた際には、粗品が「めっちゃお金なくて」と発したり、出場順を決める際にも「『8』とかやめてください、今は」とつぶやいたりと、際どいトークで沸かせていた。

　過去最多5511人の挑戦者がエントリーした今大会。「とにかく面白いピン芸」というたった1つの審査基準で、若手からベテランまでがしのぎを削り、23代目王者の称号と優勝賞金500万円を目指して熱い戦いを繰り広げる。

　決勝戦は、3月8日午後6時30分からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送。MCは5年連続で、霜降り明星（せいや、粗品）と広瀬アリスが務める。

■『R-1グランプリ2025』ネタ順
1：ヒロ・オクムラ
2：チャンス大城
3：田津原理音
4：ハギノリザードマン
5：ルシファー吉岡
6：吉住
7：さや香・新山
8：友田オレ
9：マツモトクラブ

■歴代優勝者
第1回　だいたひかる
第2回　浅越ゴエ
第3回　ほっしゃん。（星田英利）
第4回　博多華丸
第5回　なだぎ武
第6回　なだぎ武
第7回　中山功太
第8回　あべこうじ
第9回　佐久間一行
第10回　COWCOW 多田
第11回　三浦マイルド
第12回　やまもとまさみ
第13回　じゅんいちダビッドソン
第14回　ハリウッドザコシショウ
第15回　アキラ100％
第16回　濱田祐太郎
第17回　粗品
第18回　野田クリスタル
第19回　ゆりやんレトリィバァ
第20回　お見送り芸人しんいち
第21回　田津原理音
第22回　街裏ぴんく

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