沢城みゆき&豊永利行、沢城のコメントで紛糾 豊永は「悪い癖が出ちゃった」と反省

2025/02/18 21:03 

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劇場アニメ『ベルサイユのばら』大ヒット記念舞台あいさつに登壇した(左から)豊永利行、沢城みゆき (C)ORICON NewS inc.

 声優の沢城みゆき、豊永利行が18日、都内で行われた劇場アニメ『ベルサイユのばら』大ヒット記念舞台あいさつ~オスカルを愛した男たち~に登壇。オスカルの魅力について語るパートで、沢城のコメントについて紛糾する一幕があった。

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 オスカルを演じた沢城は「なんか一回入っちゃうとわかんなくなっちゃうんだよね、どう思ってたんだっけっていうのが、意外と分け隔てられなくなってきてはいる」と役との境界が曖昧になってしまうと告白。その上で、「裏表がないんだと思うんですよね。ここぞってときにも、意外と」とオスカルの魅力を伝え、「腹で何思ってるかわかんないなと思うことがないところは、個人的に客観的に映画を見てるとすごく親しみやすいなって」と感じたことを明かした。

 豊永もオスカルの魅力を聞かれたものの「まず1番最初に気になったのは、沢城さんが”透徹した意思を持つ”、”透徹”ってどんな意味?」と、沢城がコメントで口にしていた言葉の意味を質問。対して沢城が「うるさい」と返すと、会場から笑いが起こる中で豊永が「うるさい?」と反すう。

 沢城は「1回目はちゃんとして、って言ったの」と明かすと、江口拓也が「このくだり何回かあったんですね」と補足。「きょうとうとう次のフェーズに」と沢城は続けた。「私も今回のルソーのことをそういえば気になるなと思ってちょっと見たときに、その界隈の人とたちが使うワード、日常会話にないじゃん。すごい今日あなた”透徹”してるみたいなこと言ったことないでしょ」と説明し、豊永が「きょう”透徹”ってるよね」と返すと、ふたたび沢城が「うるさい!」と声を上げ、司会に「お返しします」と締めるそぶりを見せた。しかし豊永が、本題のオスカルの魅力について答えていないことに気づき、「あ、まだだ!あなた(豊永)まだ何も言ってない!」と赤面。豊永も「俺のバトン返さないで勝手に!」と反応して笑いを誘った。

 改めてオスカルの魅力について豊永は「真面目な話をするなら」として、激動の時代の中で成長してきたオスカルが「それを踏まえた上での素直さだったりとか、受け止める器の広さというよりかは、どちらかというと透明度というか、そういうものがきっと彼女の中にあるのかな。だからきっと”透徹した意志”っていうのをおっしゃってたのかなっていう風に思ったっていうフォローってどうですか」と回答。これに対し沢城は「…はい」と不服そうに応じ、江口が「最後の一言がなければ」とフォローすると、「悪い癖が出ちゃった」と反省する豊永の姿があった。

 本作は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』が原作。将軍家の跡取りで、”息子”として育てられた男装の麗人オスカル、隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー、オスカルの従者で幼馴染の平民アンドレ、容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵フェルゼン。4人は栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。1972年の連載開始から50年以上の時を経て、ことしついに完全新作での劇場アニメ化となった。

 舞台あいさつには、ほか声優の武内駿輔も登壇した。
ORICON NEWS

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