黒鷲旗バレー GW開催の現行形式は25年5月で終了へ

2025/02/20 15:24 

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 日本バレーボール協会は20日、黒鷲旗全日本選抜大会(毎日新聞社、同協会主催)が今年5月の第73回大会を区切りに、ゴールデンウイークに実施する現行形式での開催を終了すると発表した。

 1952年に始まった黒鷲旗大会は国内トップリーグであるSVリーグ、全日本選手権とともに国内3大大会の一つとされ、トップリーグのチームから高校までカテゴリーを超えて争うのが特色だった。

 しかし、国際バレーボール連盟が選手の疲労などを考慮して、国内大会に出場できる期間を厳格化したため、ゴールデンウイークの黒鷲旗大会にSVリーグのチームが出場することが難しくなった。開催時期や大会形式の変更などの議論を重ねたが、現行形式での大会継続は困難との判断に至った。

 2026年以降の新たな黒鷲旗大会の形式については、これまでの伝統を重んじて、日本バレーボール協会と毎日新聞社の両者で引き続き検討するという。

 今年の第73回大会は5月3~6日にAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催し、トップリーグの下部にあたるVリーグ、大学、高校、クラブの男女各12チームが出場する。【下河辺果歩】

毎日新聞

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