オリックス・山岡泰輔がオンラインカジノ利用 球団が活動自粛命じる

2025/02/21 22:06 

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 プロ野球・オリックスは21日、山岡泰輔投手(29)が過去にオンラインカジノを利用していたと発表した。球団はコンプライアンス違反の疑いがあるとして、当面の間、活動を自粛するよう命じた。正式な処分は決まり次第、明らかにする。

 球団によると、17日に山岡投手のオンラインカジノ利用に関する情報を入手した日本野球機構(NPB)から調査依頼を受けた。山岡投手と18日に面談したところ、過去に、海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していた事実を把握した。山岡投手は21日に大阪市内で警察に事案を相談したという。

 NPBによると、山岡投手が利用していたオンラインカジノは野球を含むスポーツを対象としたものではなく、違法だと思っていなかったという。

 NPBは全12球団に対し、オンラインカジノの利用は違法行為にあたることを選手らに周知徹底し、過去に利用したことがあれば自主的に名乗り出るように呼びかけることを要請した。

 オンラインの賭博やカジノを巡っては、今年に入り、卓球選手や芸能人が利用していたことが相次いで発覚しているが、プロ野球選手にも波及した。

 山岡投手は広島・瀬戸内高、東京ガスを経て、2017年にドラフト1位で入団。19年には自己最多の13勝(4敗)をマークした。【石川裕士、岸本悠】

毎日新聞

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