動画配信サービス「Hulu」では、人気アニメの劇場版28作目『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』の公開を記念して、関連コンテンツさらに充実させる。3月22日からは、劇場版5作品を先行配信。順次、劇場版過去作・関連作も配信する。

【動画】劇場版最新作『コナン 隻眼の残像』本予告映像

　先行配信される劇場版5作品は――劇場版『名探偵コナン』の記念すべき1作目となる劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』。劇場版最新作でメインとなる長野県警の大和敢助、上原由衣らが初登場したシリーズ13作目、劇場版『名探偵コナン 漆黒の追跡者（チェイサー）』。

　黒ずくめの組織へ潜入捜査を行なっている公安警察の安室透と、安室の部下である風見裕也が劇場版に初登場したシリーズ20作目、劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢（ナイトメア）』。安室透がメインキャラクターとして登場し、コナンの前に立ちはだかるという物語が展開されるシリーズ22作目、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』。劇場版シリーズ初の興行収入100億円を突破したシリーズ26作目、『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』。

　Huluでは、テレビシリーズのシーズン1〜27の合計1000 エピソード以上を配信中。また、3月15日から最新作の公開にあわせて、長野県警、毛利小五郎らが活躍する選りすぐりのエピソードをまとめた「毛利小五郎セレクション」「長野県警セレクション」「警視庁・公安セレクション」も配信する。

　特集エピソードは現在配信中のエピソードと、未配信のテレビシリーズのエピソードである「群馬と長野 県境（ボーダー）の遺体」（前・後編）、「キッドVS 安室 王妃の前髪（クイーンズ・バング）」（前・後編）、「高木と伊達と手帳の約束」（前・後編）を加えた内容となる。

■劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』（2023年）

　シェリーこと灰原哀に組織の魔の手が迫り、最大の危機が訪れる！「パシフィック・ブイ」の女性エンジニアが持っていたある情報を記すUSB メモリが組織の手に渡る。カギを握るのはコードネーム「ピンガ」という組織の一員で…。劇場版で黒ずくめの組織が関わるのは20作目『純黒の悪夢（ナイトメア）』以来。ジン、ウォッカ、ベルモット等主要メンバーをはじめNOCとして潜入しているキール、バーボンも登場する。決して触れてはいけない〈玉手箱〉が開かれたとき、封じ込めた過去がいま、洋上に浮かび上がる。

■劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』（2018年）

　東京サミット開催の地となる新施設「エッジ・オブ・オーシャン」。この超巨大施設で、大規模爆破事件が発生！現場の証拠品に残された指紋が、かつて警視庁に在籍していた毛利小五郎と一致してしまい、容疑者として逮捕されてしまう。これは何かの陰謀なのか。小五郎の逮捕を巡って敵対するコナンと安室。真実を暴く者と正義を貫く者、それぞれの信念を懸けた衝突が見どころ。前作までの劇場版シリーズの興行成績を大きく塗り替える約92億円の大ヒットを記録。監督はシリーズ初の立川譲が務めた。

■劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢（ナイトメア）』（2016年）

　日本警察にスパイが潜入し、イギリスの「MI6」ドイツの「BDN」アメリカの「CIA」等各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透率いる公安警察が駆けつける。コナンたちは、左右の瞳の虹彩色が異なる、通称"オッドアイ"で記憶喪失の女性と出会い、記憶が戻るよう手助けを約束するが―!?“バーボン”として組織に潜入する公安警察の捜査官・安室透が劇場版初登場。興行収入63億円突破という当時の最大のヒットとなった。

■劇場版『名探偵コナン 漆黒の追跡者（チェイサー）』（2009年）

　不吉な13の数字にふさわしく、今回は、高校生探偵・工藤新一に毒薬を飲ませた謎の犯罪結社“黒ずくめの組織”が5作目『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』以来、8作ぶりに劇場版に登場。新一に毒薬を飲ませた張本人・ジンとその弟分・ウォッカをはじめ、酒の名前をコードネームにする組織の人間が多数登場、コナンはかつてない危機に襲われる。人気タレントでロックミュージシャンのDAIGOがゲスト声優を務めたことも話題を呼んだ。

■劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』（1997年）

　黒ずくめの男たちに開発中の毒薬を飲まされ、その結果体が縮んでしまった高校生探偵・工藤新一。江戸川コナンと名乗った彼は、危険が及ばないよう幼なじみの蘭にも正体を隠し、さまざまな難事件を解決に導いていく。ある日爆弾のもとになる特殊火薬を盗んだ犯人から、新一に挑戦するような爆破予告が届く。犯人が新一に接触を図る目的とは？次々と伝えられる犯行予告をコナンこと新一は未然に防ぐことができるのか!?蘭に正体を明かせないコナンのもどかしさ、そして劇場版らしい大スケールのアクションも見どころ。

■『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』（4月18日公開）

　長野県・八ヶ岳連峰未宝岳（みたからだけ）。長野県警の大和敢助（やまと・かんすけ）が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまい―。

　10ヶ月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原由衣（うえはら・ゆい）が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、 負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼（うず）きだす…。

　その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声―。

　果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。
　氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇（ホワイトアウト）の因縁（ミステリー）の幕が切って落とされる―。

1. 劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』各種前売券情報一覧
2. 『名探偵コナン 隻眼の残像』今年も公開前の試写会ナシ、代わりにファンミーティング開催決定
3. 『コナン 隻眼の残像』名探偵・眠りの小五郎から“目覚め”のコメント到着　本予告映像も公開
4. 【画像】コナン・小五郎たちの3ショット！公開された映画のビジュアル
5. 【動画】涙を流す小五郎…安室透も登場！　公開された映画『コナン』新作映像