栃木・小山の認定キャラ、7→1に 勝ったのは「開運★おやまくま」

2025/02/26 08:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「市民が選ぶ」をコンセプトに「おやまブランドセレクション」として新たな認定制度を始めた栃木県小山市で25日、新認定キャラクターなどが決まり、市役所で認定証の授与式が行われた。

 これまで、市が認定した公認キャラクターは7体で、非公認も含めると多数に上ったが、今回の制度により1体に絞られることになった。

 選ばれたのは、市内のグラフィックデザイナー、NAOさん(48)が制作した「開運★おやまくま」。昨年10月に行われた市民投票で1位となり、有識者による「おやまブランド創生協議会」の審査をへて決まった。

 「おやまくま」は2011年生まれで「永遠の5歳」という設定。目と鼻と口で「小山」を表している。市内の清掃業者や企業の車などにも使われているという。NAOさんは「夢のようです」と喜んだ。また、「おやまくま」を代弁し「今後もみんなに会ってハッピーにしたい」とコメントした。

 食品部門やものづくり部門の「おやまブランド」も80以上あったのを市民投票などをへて計12品(食品11品、ものづくり1品)にしぼりこんだ。今回、認定されなかったキャラクターや食品などは市のホームページに「小山の自慢コーナー」を設け、登録すると掲載されるという。

 認定期間は5年。浅野正富市長は「小山市の顔として内外に発信し魅力を伝えていきたい」と述べ、4月から本格的に、道の駅などでの販売やイベントでのPRに取り組む。【有田浩子】

毎日新聞

社会

社会一覧>