『プリンセッション・オーケストラ』葵あずさ&藤本侑里&橘杏咲、キャラへの憧れと共感を明かす…

2025/04/06 09:30 

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(左から)藤本侑里、葵あずさ、橘杏咲 (C)ORICON NewS inc. 写真・上野留加

 テレビアニメ『プリンセッション・オーケストラ』(毎週日曜 前9:00)が、4月6日よりテレビ東京系列6局ネットにて放送される。この度、メインヒロインの声を演じる声優の葵あずさ、藤本侑里、橘杏咲が3人揃って取材に応じ、キャラクターの魅力を語ってもらった。

【写真17点】かわいい!水色の『プリオケ』制服姿の藤本侑里&葵あずさ&橘杏咲

 本作は、アリスピアと呼ばれる不思議の国が舞台。そこには楽しいことが大好きな住民アリスピアンたちが暮らしていたが、いつしか謎の怪物ジャマオックが現れるようになり、穏やかだったアリスピアの平和は、少しずつ脅かされるようになっていった。このままではアリスピアからキラキラとした輝きが失われてしまう。そんなピンチにあっても、胸に歌を忘れない『プリンセス』たちの冒険を描いた物語となっている。

 3人はメインヒロインを演じ、空野みなも/プリンセス・リップル役を葵あずさ、識辺かがり/プリンセス・ジール役を藤本侑里、一条ながせ/プリンセス・ミーティア役を橘杏咲が担当する。

 描かれるキャラクターは、それぞれがなりたい自分を見つけ、叶えたい夢を実現していくために努力を重ね、成長していく。多様な価値観が存在し、自分らしい姿や憧れも多様化していく現代において、自分の価値観に誠実であること、それを応援することの大切さを熱く届けるオリジナルアニメーションとなる。

■魅力的なキャラクターに抱いた共感と憧れ

――それぞれ演じるキャラクターの見どころを教えてください。

【葵】みなもちゃんの一生懸命なところが私は大好きです。みなもちゃんは日常の中で、みんなが、壁にぶつかって立ち止まっちゃうようなところにも、普通の人間として、バチッ!てぶつかっていくタイプで。自分の感覚にも近くて、みなもちゃんを見てると、裏技みたいなものはなくて、ちゃんと壁にぶつかったら1個1個乗り越えてくしかないと強く感じます。時には想像を超える強さを発揮して、かっこいいなって思うこともある。そんなところが魅力的なキャラクターなんじゃないかなって思います。

【藤本】かがりちゃんはとにかく強い子です。2人より先にプリンセスになって、1人でずっとジャマオックと戦っていたので、プリンセスの技量としても強いですし、心もすごく強いなって感じます。アリスピアっていう楽しくて素敵な世界に悪者が現れたからって「じゃあ守らなきゃ」なんていう思考にならないじゃないですか。「え、怖いよやだよ。やめようかな。誰か倒してよ」みたいになりそうなところを、(かがりは)「私にプリンセスになる力があるのなら守らなきゃ」ってなるんです。そのあとも壁にぶつかったり、敵が強くて勝てなくても、すぐに思考を切り替えて「じゃあ強くならなきゃ」みたいな。常に思考が前に向かう。

 キャラ合わせの時にスタッフさんに「かがりは決して心が折れない。自分自身でどうにかできる子」と言われて、すごく心が強い女の子なんだなって。私にはない部分なので、私より全然年下ですけど尊敬しています。そんな中にも女の子らしいちょっとかわいい一面があったりするので、そのギャップが魅力です。

【橘】ながせちゃんは3人の中で唯一の後輩なんですよ。いつも明るく元気で、とにかく真っすぐな子なんです。でも、ただまっすぐ明るく元気でキラキラ突き進むってだけじゃない。彼女は自分がアリスピアで期待の新人として一気に話題に上がってしまったことに対して、『自分は本当はそんな感じじゃないのに』って悩むんです。そういう等身大の悩みを抱えつつも、持ち前の明るさと力強さで無理やりこじ開けて成長していく。泥臭いわけではないんですけど、すごく人間味に溢れてる。ちょっと自分に通ずるところもあります。私も元気もらっています、彼女に。

――意思の強さもあるのでしょうか。

【橘】そうですね。彼女なりに…でも、どっちかというと一番揺らぎやすいタイプかなと思っていまして。見えないけれど実は1番打たれ弱い部分があるというところがまた魅力かもしれないです。注目されて悩んじゃうのも中学生らしくて、後輩らしくて好きです。

■キャラクターはじめ物語の魅力が詰まったオープニング曲は「出だしから鳥肌が止まらない」

――3人のユニット「オルケリア」として担当した本作のオープニング曲『ゼッタイ歌姫宣言ッ!』は異例の放送3ヶ月前に先行配信されました。それぞれ好きなところを教えてください。

【橘】(歌詞を見ながら)私は…あ、ここも好きだけどな…。

【葵】私、決まりました。3人で歌っているところなら「ダメです悪は許さんです!」(笑)。歌ってても楽しいんです。リップルのパートなら「何度だって何度だってリップルを繰り返し」が好き。何度も頑張る、諦めないってところがある一生懸命なリップルに合ってるなと思って。

【藤本】私はジールのパートなら「乙女の夢なめないで」。

【橘】わかるー!!!!

【藤本】「なめないで」ってよくないですか。それがプリンセスの強さを序盤から表している気がしてめっちゃ好きなんです。あとジールだと…やっぱり”ジール”って入っている「熱意―ジール―を灯し人は立てると信じ」が好きです。自分の名前が入っているのもそうですし、「人は立てると信じ」ってめちゃめちゃいい。人は強いのよ、って表しているなって。あと、冒頭も好きです。「We are glorious princess」っていうコーラスが入っているんですけど、出だしから鳥肌が止まらないんです。

【橘】私は3人で歌っているところなら「大切なものがあるんだ 涙を超えた先に」です。深くないですか?本当に大好きで、ここを歌うときはいつも感情が入るんです。本編のセリフにも通ずるところがあって。ミーティアのパートだと、「燃え尽きずに煌めくんだ」。流星って燃え尽きてなくなっちゃうんですけど、燃え尽きないでそのままキラキラ輝くっていう強い意志が感じられて好きです。

■優しい先輩たちに囲まれて笑いの絶えないアフレコ現場「幸せです」

――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?

【葵】主演!みたいなことはあまり感じたことがなくて。結構下野さん(ナビーユ役・下野紘)がまとめてくださっているところがすごく大きいです。

【橘】間違いない!

【藤本】それは本当に!

【葵】噂では「主人公は真ん中の席に座っていいらしい」って伝説みたいな感じで聞いていたんですけど、今までの作品ではずっと端の方に座っていたので、どうなんだろうなって思っていましたが、1話目の時に「もうちょっと真ん中に座ってもいいんじゃない?」っていうのを言っていただいて。真ん中より少し端に座って、だんだん、だんだん真ん中に近づいていくっていう。最初はもう空気清浄機やらドアの開け閉めやら、どこからどうやっていいのかわかんなくって。勇気を振り絞って自分でやることもあるんですけど、頼れる先輩方が「それはもう別にいいと思うよ」とか「座っときなよ」とか「お菓子持ってきたよ」とか、すごく優しくしてくださって。お芝居のこともですけど、皆さんの背中見て、こうしたい、ああしたいっていう気持ちも生まれますし、現場での立ち振る舞いっていうのも素敵で、こうなりたいみたいな気持ちがすごいあります。

【橘】わかる!

【葵】優しいですし、かっこいいんです。バンド・スナッチの皆さん(小林千晃、千葉翔也、榎木淳弥、武内駿輔)に関しては敵ではあるんですけど、先輩としては本当におもしろいお兄さんたちで、笑いをこらえてることがすごい多くて。第1話のアフレコの時はめちゃくちゃ緊張していたんですけど、だんだん皆さんの雰囲気がわかってきたら、今日は笑いを耐えれるだろうかという気持ちになりながら(笑)、ウキウキして向かうぐらい、あったかい現場です。

【橘】バンド・スナッチの皆さんを中心にアドリブが結構多い現場でして。意図的に多くしていいよっていう許可をいただいたんですけど、やっぱり私たちは怖気づいちゃってできないんです。最初は、下野さんだったり、バンド・スナッチの先輩方が「こうするんだぞ」っていうお手本を見せてくださるんです。そのおかげで、少しずつ私たちもアドリブって“こうやっていいんだ”っていうのがわかるようになってきました。例えば「ここの戦闘シーンの殴る音がどうやってやればいいかわからないです」ってバンド・スナッチの方に聞いたりすると、丁寧に教えてくださったりして。たくさん質問してるよね。

【葵】してるしてる。

【橘】たくさん質問して、それを踏襲して、少しずつ成長してるっていう実感があります。もう本当に皆さんお優しいです、すっごく。笑いの絶えない素敵な現場です。

【葵】ずっと笑ってる。

【橘】休憩時間とかでも、ちょっとボケとかやっても、皆さん全部拾ってくださるんですよ。甘えております(笑)。

――1年間ですごい経験になりそうですね。

【橘】きっとなる。成長してると思います。

【藤本】ね、なれたらいいね。

【葵・橘】うん。

【藤本】ガヤとかもみんなで混ざって録るんですけど、やっぱ散ってくれるんだよね。私たちの間に入りに来てくださって。ガヤの掛け合いとかも別に1人で喋っててもいいけど、一緒に会話をしてくださったりとかして、すごい助けられてます。本当におもしろくて。やっぱりオリジナル作品だからこそ、何かやってみてそれがオーケーかどうかは制作の皆さんの判断になるので、自由にのびのびさせていただいてるんですけれども、特にバンド・スナッチの皆さんはその傾向が強くて、「わあ、すごいな」って。楽しみながらやってるのもすごく伝わるんです。「ちょっとでも爪痕を残して出番を多くしよう」って。

【橘】おっしゃってた!

【藤本】そういう姿勢とかもすごくいいなって。こんなにすごい皆さんでも、そういう心を持ち続けて現場にいらっしゃってるんだっていう気持ちの部分とか姿勢もすごく勉強になります。アドリブだけじゃなくて、戦いの場面で敵として立ち塞がった時のかっこよさ。戦いの緊迫感を出さなきゃって思うところもあるんですけど、空気感を皆さんが率先して作ってくださって。だからこそ私たちもプリンセスとして思いっきり一生懸命戦えるんです。現場の雰囲気もそうだし、アフレコのお芝居面とかでも引っ張ってくださってるなっていうのはすごく感じますね。

【橘】間違いない。

【藤本】本当にありがたい。幸せです。

(撮影:上野留加)
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