新生なでしこ、まだ5分咲きか 長野風花「世界一にはまだまだ…」
◇サッカー女子国際親善試合(6日・ヨドコウ桜スタジアム)
◇△日本代表(なでしこジャパン)1―1コロンビア代表△
志向するスタイルは魅力的で、アイデアも豊富。だが、結果が伴わなかった。ニールセン監督の国内初陣となった日本は格下相手に辛くも引き分け。新生なでしこは5分咲きといったところか。
初の外国人監督であるデンマーク出身の指揮官が掲げるのは「主導権を握り、アグレッシブに攻めること」。その言葉通り、前半からボール保持率を高め、好機とみるやダイレクトプレーでゴールに迫った。PKも獲得した。
しかし、籾木結花のPKを相手GKにセーブされると、直後にはマークの受け渡しのミスから失点。その後は相手に流れを分断された。終了間際に相手の凡ミスから得たPKを高橋はなが決めたが、試合を通じての閉塞(へいそく)感は拭えず。中盤でフル出場した長野風花は「一人一人が誰かのアクション待ちだった。かなりもったいなかった」と顔をしかめた。
昨年12月に新体制が発足。初陣となった2月の国際親善大会「シービリーブスカップ」では米国に13年ぶりに勝利するなど3戦3勝だった。期待値が高かっただけに、強いなでしこの「復活」を印象付けるチャンスでもあった。「ベストでもなくて最低でもないその間くらいの試合だった」。ニールセン監督は穏やかに振り返った。
2027年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会、28年ロサンゼルス・オリンピックが待つ。それまでの月日は長いと見るか、短いか。「こういう相手に点が取れないと世界一という目標にはまだまだ届かない。新しい課題を改善して前に向かっていきたい」と長野。その言葉の端々に焦燥感がにじんだ。【生野貴紀】
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