大リーグで注目の魚雷バット、プロ野球でも? 規則上問題なしと確認

2025/04/07 21:07 

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 米大リーグで使われている特殊形状の「魚雷バット」が、日本のプロ野球にも登場する可能性が出てきた。7日に開かれた日本野球機構(NPB)とプロ12球団との実行委員会で、公認野球規則上の問題はないと確認。使用の可否について検討を進めている。

 魚雷バットは、これまでの標準的なバットより先端が細く、ボールをとらえる芯に近い部分が太くなっており、その形状から名付けられた。今季開幕後、ヤンキースの選手が使用して長打を量産し、注目を集めてきた。

 NPBの中村勝彦・事務局長は「(プロ12球団側は導入に)前向き。皆さん使えるようになったら、使った方がいいんじゃないのかという話」と説明した。

 今週末にも行われる規則委員会が可否について方針を決め、来月の実行委員会で正式決定する。導入する場合は、各選手が利用開始できる時期を統一するという。【岸本悠】

毎日新聞

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