浅香航大×朝倉あき×鈴木大河、ドラマとは真逆の性格?「みんな本当に真面目なんです(笑)」 …

2025/04/08 16:00 

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TBSドラマストリーム『三人夫婦』の場面カット(C)「三人夫婦」製作委員会

 俳優の浅香航大が主演、朝倉あき、鈴木大河(IMP.)が共演する、TBSのドラマストリーム『三人夫婦』(4月8日スタート 毎週火曜 深00:58 ※一部地域をのぞく。放送時間は変更になる場合があります)。このほど三人そろってインタビューに応じ、作品に感じた魅力について語ってもらった。

【別カット】初回放送の見どころを紹介

 正解のない多様性社会を生きる人々に向けた、男性二人、女性一人という三人での新たな夫婦の形を紡ぐ物語。主人公の三津田拓三は、元カノ・矢野口美愛とその彼氏・里村新平から、“三人夫婦”にならないかと提案される。突拍子もないと一度は断る拓三だったが、なし崩し的に“一年間のお試し期間”という名目で三人での生活をスタートさせる。セックスのルールや嫉妬心への向き合い方、親への説明など、問題は山積み…。一年という期間の中で、拓三たちは自分らしい幸せのあり方を模索していく。「三人でいれば、三倍いいことがあるかも!?」そんな試みに挑む三人と共に考え、悩みながら見る、新感覚のホームラブコメディだ。

 改めて三人に本作の第一印象を聞いた。浅香は「まず『三人夫婦』というタイトルのインパクトが強くて、どんなドラマなんだろう?というのが一番の印象でした。多様化する社会の中で、ドラマ自体も多様化していき、恋愛モノだけでも青春から不倫、BLだったり、いろんな作品が描かれている。その中で、果たしてこの作品はどういったものなのかという期待を持って台本を読ませていただきました」と回想。

 続けて「タイトルから想像するものを超える内容の台本で、中身にすごく説得力もありつつ、ほっこりと引き込まれるような展開。今のドラマ界の中でも類を見ない形の作品だなと思い、是非出演させていただきたいと思いました」と話した。

 朝倉も「『三人夫婦』という、そのものスバリなタイトルにまず惹かれました。作品の面白さで勝負するぞ!という気概みたいなものが感じられて、台本を読む前から中身が楽しみでしたし、実際に読んでみても、奇想天外な設定がすごく面白く落とし込まれた、練りに練られた素晴らしい脚本だったので、その時点でもうこれは出演させていただきたい!という気持ちになりましたね」と笑顔を浮かべる。

 「その練られているというのがとても巧みに、みんなが見やすいホッコリとしたコメディになっているというのが、とてもすてきだなと思っていて、深刻になりすぎずに難しい課題を扱っているというところに魅力を感じました」と作品の見どころを語ってくれた。

 二人とは違い「僕が最初にお話をいただいたときは、まずこの『三人夫婦』というタイトルの前に、この3人の関係性を先に聞きました」と明かした鈴木は「その中で僕の演じる新平という役どころがどう関係を繰り広げていくのか全く想像がつかなかったんですけど、そのあとにタイトルを聞いて、なるほど!と思いました。世間的には、存在しない言葉ですし、なかなか想像もしづらいですけど、いざ台本を読んでみたら、逆になんでこういう関係性って今までなかったんだろうって思うくらい、僕の中でしっくりきちゃって。それでいて一人ひとりのキャラクターがどんどん好きになっていきました」と熱弁が止まらない。

 さらに視聴者に向けて「見てくれる方が登場人物たちのことを面白いな、ここは共感できるなとか、何かしらを感じていただいて、そのキャラクターを好きになっていただけたらうれしいですね」と呼びかけた。

 浅香が演じるのは、建築デザイナーの三津田拓三。几帳面で繊細な性格ゆえに、人間関係が不器用な彼のもとに、元カノの矢野口美愛とその彼氏・里村新平から「三人で夫婦にならないか?」という衝撃的な提案が舞い込む。最初は戸惑い、突拍子もない話だと断る拓三だったが、なし崩し的に“一年間のお試し期間”という形で三人での共同生活がスタートする。

 朝倉が演じる矢野口美愛は、不動産会社勤務で強がりなアラサー女子。自由すぎる年下男子・新平と付き合っているが結婚への焦りを感じ始めている。はっきりとものを言う性格だが、肝心なところで素直になれない不器用なところも。新平の気持ちを試すように元カレ・拓三に新平を紹介するところから物語は動き出す。

 鈴木が演じる里村新平は、天真爛漫で無邪気なダンサー。「結婚は荷が重すぎる。でも美愛のことは好き!」というジレンマから三人での結婚という突飛な提案を持ち掛ける。自由で人懐っこくい性格で拓三や美愛の予想だにしない行動をすることも!?

 三者三様の個性豊かなキャラクターを演じる三人だが、その素顔については「みんな本当に真面目なんです」と浅香。「笑いのセンスは一切ないかな?お互いにそこは磨きたいなと思っていると思います(笑)」と話すと、二人も「自覚あります(笑)」(朝倉)「自分でもわかっています(笑)」(鈴木)と大きく頷く。「本当にみんな真面目に、ひたむきに現場に向き合っていましたね」(浅香)という三人が、新感覚ドラマでどんな化学反応をみせるのか楽しみだ。
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