しずる・純、『クセスゴ』“B'z名曲コント”の誕生秘話明かす ”池田のネタ“が連続でバズる…

2025/04/15 20:43 

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しずる(2018年撮影) (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・しずるの純が15日、自身のYouTubeチャンネル「しずる純の友達たち」を更新。2月16日放送のフジテレビ系バラエティー『千鳥のクセスゴ! 3時間SP』で大バズりした“B'z名曲コント”の制作の裏側を明かした。

【動画】SNSで話題のネタを少し公開…『クセスゴ!』しずる“B'z名曲コント”

 しずるは、曲に合わせてネタを披露する同番組の人気企画「この歌合うな~」に出演。昨年の『NHK紅白歌合戦』でも披露されたB'zの名曲「LOVE PHANTOM」にあわせたコント「とてつもない情報」で、スタジオを大爆笑させ、SNSでも席巻した。

 動画冒頭、撮影スタッフが「しずるがバズってる件」というトークテーマを振ると「バズったよ(笑)」と肯定。『ゴッドタン』の話をしつつ、『クセスゴ』のネタの裏話に入った。

 純は、こういうところで話すのは初めてだと前置きしたうえで「『クセスゴ』が日曜8時に移動した時に、客(視聴者)層が変わるから、企画入ったりして『この歌合うな~選手権』っていうのが生まれた」と説明。続けて『クセスゴ』のネタを、相方の池田一真と交互に書いていたといい「ホントは自分が書く番だった」と裏話を暴露。

 ところが、ネタ書いたところ、固有名詞やコンプラなどで引っかかったといい、「このネタに関しては何かに差し替えるのが難しくて…こっからきちーなーと思っていた」と、書き直すまで時間がなかったと告白。そんな時に、マネージャーを含めたグループラインで池田が「良かったら書くよ」と申し出たと言い、そこでできたのが「LOVE PHANTOM」のネタだったという。

 時間がないなかでのネタ作りで池田は「前奏が長い曲であれば、そこにせりふがなくても『曲合うな~』って思えれば、せりふの数を減らせる」と考えたといい、「そしたら『LOVE PHANTOM』の前奏が長かったことを思い出して、「あれを演技しようみたいなことを考えて。だから最初の3行しかせりふがなくて、あとは()=ト書きで『曲に合わせて動きあり』って書いてあるだけ。だからリハで初めて合わせた」と明かした。

 ネタはオチを作っておらず、テレビサイズでどこで切ってもいい仕様にしてあり、「池田がこっち向いて、すぐ向こう向くとかあったじゃん。あれはカメラ回った時俺初めて知る。それに一生懸命ついてくみたいな。だから“生感”が生まれた」と説明。ネタ終盤、二人が笑ったのも「笑っちゃってんのも、なんかいいゆるさが出て、だから全部偶然でつながった」と語った。

 収録後、放送前になんばグランド花月で千鳥にあったといい、ノブに「『LOVE PHANTOM』めっちゃ面白かったで」「ホンマ、『クセスゴ』何年もやってて、スタジオのゲストとスタッフさんがあんな笑ったのマジ1番ちゃうか」と言われたと明かした。

 撮影スタッフは、『ゴッドタン』『クセスゴ』と、池田のネタがバズっていることについてどうですか?と聞くと、純は「昔は(悔しさが)あったけど、今はない」と即答。「俺は正直コンビとして、バズれてるからうれしいのと、仕事が増えるかもとか、お金がもらえるかもっていう超単純明解なやつ」「今は池田が調子いいんじゃないって」「ことでもすごい偉そうに言うと、クリロナ(クリスチアーノ・ロナウド)がバロンドール取る年もあれば、メッシが取る年もあるじゃない。サポーターは『メッシの方がうまい、クリロナの方がうまい』っていうの(論争)がずっとされてるじゃん。その感覚」とその理由を語りつつ、「でもYouTube開いてもらったら、あさましい話するけど俺の作ったネタの方が100万回再生してるから」と“純節”をさく裂させた。


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