『特捜9 final season』最終回の粋な演出にファン涙「蕎麦の賞味期限って…」「そ…

2025/06/11 22:40 

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『特捜9 final season』最終回場面カット(C)テレビ朝日

 井ノ原快彦主演のテレビ朝日系人気シリーズ『特捜9 final season』(毎週水曜 後9:00)の最終回が、きょう11日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【場面写真】最終回にシリーズオールスターが集結!

 2006年から17年まで、故・渡瀬恒彦さんが主演を務めた連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』から受け継ぎ、18年4月から『特捜9』がスタート。前作から“通算20作目”となる「final season」で、シリーズの集大成を迎えることとなった。

 最終回のタイトルは「ありふれた水曜日」。検挙率の高い特捜班に、なんとテレビの密着取材が入ることに。班長の浅輪直樹(井ノ原)が取材の流れで前身である9係の話を語ると、ADの九野優樹(岡部ひろき)が本番中であるにもかかわらず、異常に反応を示す…。

 翌日からは、その九野が密着取材を行うことに。そんな中、九野は特捜班の歴史を勉強したいと、由真に20年前の事件の資料を用意してもらうことになる。やがて取材も終盤になると、九野に秘められた9係と関係の深い驚くべき過去が、徐々に明らかになっていくのだった。

 ラストシーンでは、直樹が開けた段ボールから、渡瀬さんが演じた加納倫太郎係長が使っていた調理道具と、『9係』時代の写真たちが見つかるという演出が。そして、調理道具と一緒に出てきた蕎麦の賞味期限には、「2017.04.12」と書かれており、これは渡瀬さんが亡くなった後に放送され『警視庁捜査一課9係』としてのラストシーズンとなった「season12」の初回放送日の日付。

 このことに気づいたファンからは「蕎麦の賞味期限が9係season12の開始日でしたか…泣かすね」「蕎麦の賞味期限って…もしかしてと思ったけどやっぱりそうだ」「お蕎麦の賞味期限が2017年4月12日だったの見て、渡瀬さんが亡くなった年から時が止まったままあの箱の中にお蕎麦やお鍋がしまわれていたんだなと思うとまた泣ける」「そんなん泣くに決まってんじゃん」「こんなに愛に溢れた終わりを作ってくれてありがとう…」などの声が寄せられた。
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