初の夜間党首討論 視聴率1%→3%にアップ

2025/06/12 21:19 

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 立憲民主党の笠浩史国対委員長は12日の党会合で、初めて夜間に開催された11日の党首討論のテレビ視聴率が、今国会で日中に開催された過去2回と比べ、約3倍に上昇したと明らかにした。

 今国会では4月以降、月1回のペースで党首討論が開かれている。笠氏によると、調査会社に確認したところ、通例通り午後3時から開催された4月23日は1・2%、5月21日は1・1%だったが、午後6時からの今月11日は3・2%に上がった。笠氏は「こういう結果も含めて、党首討論のあり方はしっかりと検討を進めたい」と述べた。

 与野党は東京都議選や7月の参院選を意識し、11日の党首討論は、より多くの人がテレビやラジオで視聴できる夜間帯の実施で合意。自民党総裁の石破茂首相に対し、立憲の野田佳彦代表、日本維新の会の前原誠司共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表が論戦に臨み、NHKで生中継された。【田辺佑介】

毎日新聞

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