上田竜也、グループ貢献のため小説執筆 事務所から一度却下も実現

2025/07/01 19:17 

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グループ貢献のため小説していたことを明かした上田竜也 (C)ORICON NewS inc.

 元KAT-TUNの上田竜也が1日、都内で行われた小説『この声が届くまで』出版記念トークイベントで3月31日をもってKAT-TUNが解散して初の公の場に登壇した。

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 今作は作家デビューとなった上田が仲間を想う心を小説化したもの。幼なじみとバンドメンバー、それぞれと交わした約束を胸に、仲間たちとの絆を深めながら武道館を目指す青春ストーリーで、構想から約10年費やしたという。

 執筆を開始した10年前はちょうど、KAT-TUNから田口淳之介が脱退し充電期間に入ったタイミング。「自分は、なにでグループに貢献できるか。なにか、物語の主題歌をグループに持ってこれるのがいいのかな。自分で考えて出たほうがいいかな」とグループへの想いから始めたことだったそう。

 しかし「3分の2」を書いて事務所に提出した際に「『こんなことをしている暇があったら舞台を見に行きなさい』と却下になった。当時は『無理』と言われれば無理。あきらめざるを得なくなって去年、状況も変わって自分のやりたいことをできるとなったときに書き出そうと再開して発売できたという長いストーリーがあります」としみじみ振り返っていた。

 担当編集者から「2作目、3作目いけるのではないか、もう少し書かないんですか」と話があったときに「僕はミュージシャンなんで」と応じたことが明かされると「恥ずかしいじゃないですか(笑)」と照れ笑い。

 今後も「音楽が自分のなかで主軸にある」とぶれず。さらに「『この声が届くまで』プロジェクトとしても音楽をやること、面白い仕掛けみたいなもの仲間探しも含めてからめていけたらひとりでやるよりみんなでやっていきたいのでそういうことももしかしたらプロジェクトの一環としてできたら面白いかな」と想像をふくらませていた。
ORICON NEWS

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