川越花火大会、25年度も開催見送り 3年連続 安全確保に課題
埼玉県川越市や地元観光協会でつくる小江戸川越観光事業実行委員会は30日、同市の夏の風物詩「小江戸川越花火大会」について、今年度の開催を断念することを決めた。観客の安全確保が難しいことなどが理由で、中止は3年連続。同市は「観客の安全第一を考えると、規模の縮小など大会のあり方を検討せざるを得ない」としている。
大会は同実行委員会の主催で、毎年8月、同市の安比奈親水公園と伊佐沼公園を交互に会場として開催している。例年6000~8000発の花火が打ち上がり、約10万人が訪れる人気イベントだ。
だが、過去5年間で開催できたのは2022年だけ。その他は安全上の理由や荒天などで中止を余儀なくされてきた。今年度は、会場となる安比奈親水公園近くに産業団地が造成され、事業者の営業に影響がでる恐れがあることなどから、円滑な開催が難しいと判断したという。
市観光課は「来場者が増え、会場へのアクセスの確保や雑踏警備、交通整理の面で安全な運営が懸念されるなど開催が難しくなっている」としている。
事務局を担当する小江戸川越観光協会は「打ち上げ場所、観覧場所、交通アクセスの観点から今後の実施方針について協議したい」と、開催方法について見直す方針を明らかにしている。【仲村隆】
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