国民・玉木氏「石破内閣は約束守らない」 参院選後の協力に否定的

2025/07/01 16:41 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、報道各社のインタビューに応じ、参院選(3日公示、20日投開票)後の与党との連携について「石破内閣が続くと、なかなか約束は守ってくれないという不信が半年間で高まった」と現政権を批判し、協力に否定的な考えを示した。一方で「代わりに誰がいいかは、自民党内の総裁選の話なので言及は避ける」と述べた。

 所得税がかかり始める「年収103万円の壁」の178万円への引き上げとガソリンの暫定税率廃止を巡り、玉木氏は昨年12月に自民、公明両党と結んだ約束が果たされていないと指摘。「手取りを増やす政策を石破政権に任せるわけにはいかない」と対決姿勢を強調した。

 参院選後の政権の枠組みや他の野党との連携については「誰と組むかより、何を成し遂げるかだ。政策ごとに判断していく」と述べるにとどめた。

 玉木氏は自ら首相を目指す目標について「変わらない。公党の代表をしている以上、私自身も、支援者や所属議員も、それを願って活動している」と意欲を見せた。【遠藤修平】

毎日新聞

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