上田竜也、“仲間”の尊さ語る グループで良かったと思う瞬間は「ファンの前で手をつなぐ」

2025/07/01 19:22 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

“仲間”の尊さを語った上田竜也 (C)ORICON NewS inc.

 元KAT-TUNの上田竜也が1日、都内で行われた小説『この声が届くまで』出版記念トークイベントで3月31日をもってKAT-TUNが解散して初の公の場に登壇した。バンドや仲間との絆を題材とした小説となったが、自分の思う“仲間”について語る一幕もあった。

【写真】きれいな横顔…白ジャケットがよく似合う上田竜也

 今作は作家デビューとなった上田が仲間を想う心を小説化したもの。幼なじみとバンドメンバー、それぞれと交わした約束を胸に、仲間たちとの絆を深めながら武道館を目指す青春ストーリーで、構想から約10年費やしたという。

 仲間やチームがキーとなる作品だが「昔からなのかな、喧嘩とかぶつかり合いをして、苦労を共有して幸せをつかみにいく、つかんだときに喜びを共有できるのはすき。ひとりで『やったー!』と思うよりも、みんなで乗り越えてこの景色がみえたという仲間がいるというのは…いつからこんな人間になったのかはわからないけどすきなんでしょうね」と分析。「いいことだけ言ってその場を取り繕うより本音でぶつかって、壁を乗り越えてこの景色を見れて良かったなというのは、俺が思う仲間像だと思います」とうなずいた。

 また、作中でも登場するセリフを引き合いに「ライブを作るまでにいろいろな過程がある。話し合ってひとつのものをつくる。ファンの人の前で手をつなぐのはやっぱりこのグループで良かったと思う空間なんです。そこに出てる人しかわからない感情。ファンの人はもちろんわかってもらえると思うけど、絆を再確認できる」と実感を込めていた。
ORICON NEWS

エンタメ