来春朝ドラ『風、薫る』内田慈が出演「飛び上がりました」

2025/09/13 12:26 

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連続テレビ小説『風、薫る』に出演する内田慈

 俳優の見上愛、上坂樹里がW主演を務める、2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』の新たなキャストとして、内田慈の出演が決定した。

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 物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が患者や医師たちと向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になっていく姿を描く。明治という激動の社会を舞台に、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語となり、それぞれ生きづらさを抱えた2人の女性が、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守ために奔走し、時に強き者と戦っていくストーリー。

 内田慈が演じる柳川文は、瑞穂屋の店員。店の商品を誰よりも知り尽くしていて、外国人の接客もこなす。

――「風、薫る」に出演される意気込み
私、飛び上がりました、嬉しくて。文さんは、現段階ではちょっとミステリアスなところがあります。彼女の真ん中に何があるのか丁寧に寄り添い、優しく紐解いていきたいと思います。勉強したいことがたくさんあっていくら時間があっても足りないと感じるほどですが、この準備の時間がとても好きです。観てくださる皆さまにとって、「風、薫る」の放送が楽しみで早起きしちゃう、そんな作品にできたらな。

――連続テレビ小説出演歴
「まれ」に京極ミズハ役で出演してから、時を経て2回目の朝ドラ出演になります。ミズハは石川県輪島市の架空の村・外浦村に移住してきて、輪島市役所に勤めていた土屋太鳳さん演じる希(まれ)を困らせるクセモノの音楽家。能登半島でのライブシーンを演じるためにシンガーソングライターのミナクマリさんに楽曲提供&ご指導いただき、『Iamhere』を1ヶ月半練習し、インドの楽器シタールを演奏しながら歌いました。その練習した時間とドキドキだったライブシーン撮影は、今でもとても心に残っています。

――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
NHKのドラマ「お別れホスピタル」で療養病棟で働く看護主任・赤根涼子役を演じたこと、また、家族の最期を見届けた経験もあったことから、看護する側と看護される側(そしてそのご家族たち)がどんな関係だったらお互いにステキなのだろう、ということをよく考えます。「不安」という共通の敵に力を合わせて向き合える同士みたいな関係になれたらステキなのかな、なんて今は思っています。
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