ハンドメイド作家が本気で『シンデレラのドレス』を作ったら…10日後の完成度が“魔法級”「器…
スカートにフリルをつけるHanaさん。(写真提供@Hana-SweetishFlower)

【写真】10日後、完成したシンデレラドレスは…?
■まるで本物? シンデレラ城のキャストも思わず「おかえりなさいませ!」
――YouTube動画「実写版シンデレラのドレスを作って人生初ディズニーに行ってきたハンドメイド作家の本気ハロウィン」に53万回再生以上の反響がありました。まずは反響を受けての率直なお気持ちをお聞かせください。
「びっくりしています。ハロウィンの仮装衣装を作るのは私がYouTubeを初めてからの毎年の恒例行事になっているのですが、まさか今年ここまでの反響を頂けるとは思っていなかったので。ディズニープリンセスのお力は偉大だなと(笑)」
――そんな風に思っていたのですね(笑)。この反響はドレスの完成度の高さによるものだと思います! 実際に着用してディズニーランドを訪れていますが、注目の的だったのではないでしょうか?当日のパーク内で印象的だったエピソードはありますか?
「シンデレラ城のアトラクションに並んでいた際にキャストの方から『おかえりなさいませ!』と声をかけて頂けて、アドリブで少しお話し出来たのが嬉しかったです。パーク内では特に外国人観光客の方から呼び止められてドレスを褒めて頂けることが多く、シンデレラへの憧れは世界共通なんだなと、とても嬉しくなりました」
――仕上がったドレスは圧巻のひと言でした。Hanaさん的こだわりポイントを教えていただけますか?
「やはり胸元と袖のくしゅくしゅ感とスカートの裾のフリルが私的なこだわりポイントです。胸元と袖の絞り位置と蝶の配置は、調整すればするほどゲシュタルト崩壊して何が正解か分からなくなってしまい、最終的な形を決めるまでに半日以上の時間を費やしました。また、裾のフリルはかなりのボリュームで縫うのも大変だったのですが、もっと大変だったのは生地選びです」
――苦労したポイントが型紙作りや縫製ではなく、「生地選び」とは意外でした。
「動いた時や裾を持ち上げた時に『複雑に色々な色味が見えつつも全体的には青っぽいグラデーション』が見えるように作りたいと思っていました。近所の手芸店では、納得のいく生地を見つけることが出来ず、ネットショップで集めることにしたのですが、まずは候補の布を少量ずつをサンプルとして頼んでみて、良ければドレスに必要な分量を計算して再度注文をする、という動画内には含まれていない地道な裏作業があったんです。最終的なドレスの構造と使用する生地を決定するまでに1ヵ月はかかっていたと思います」
■「1人でも多くの方にハンドメイド沼に片足を突っ込んでもらいたい(笑)」
――大学卒業後からハンドメイド作家として独立され、スマホケース販売を行っているHanaさん。レジンやビーズは講師をされる腕前とのことですが、ハンドメイド作家になろうと思ったきっかけについてお聞かせください。
「職業として知ったのは高校生の頃で、将来はOLをしながら副業でハンドメイド作家をしたいなと考えていました。ところが、大学生の頃から少しずつ活動を始めたところ、予想以上に多くのお客様とのご縁に恵まれ、『やっぱり大好きなハンドメイド一本で勝負してみたい!』という思いから大学卒業後、企業へは就職せず専業ハンドメイド作家になる道を選びました」
――早くからその才能を周囲に認められていたんですね。その技術はどのように習得を…?
「技術習得はほぼ全て独学です。好きなことにはとことんのめり込む性格で、小学生の頃に曾祖母から簡単なビーズアクセサリーの作り方を教えて貰って以降、参考書籍のレベルを少しずつ上げながら高校生の頃までひたすらビーズアクセサリーやビーズドール作りに熱中しました。その後、大学生でハンドメイド作家を始めた時、当初はビーズアクセサリーを販売していたのですが中々売れず、ニーズのある商品を試行錯誤した結果、現在のスマホケース専門店の形態に辿り着きました」
――服作りはいつ頃から挑戦されたのでしょうか?
「大学の卒業袴を自作したことが始まりです。自分の頭の中で思い描いていた服がどんどんと形になっていき最終的に着ることが出来る、という体験には何にも代え難い達成感を感じ、すぐに服作りの虜になりました。本業のスマホケース作りの合間を縫って服作りの練習もしているので上達スピードはかなり遅いと思いますが、毎年ハロウィン衣装を作る度に少しずつ自分の成長を感じることが出来て本当に楽しいです」
――Hanaさんの作品はとにかく世界観が可愛すぎると話題ですが、創作のテーマや制作するうえで大切にしていることを教えてください。
「ありがとうございます。創作のインスピレーションは日常生活のあらゆる場面から得ています。ふと目に止まった可愛いものや、ウィンドウショッピングで見つけた美しいデザイン、映画やドラマの中の衣装や小道具、そしてInstagramからも得ることが多いです。何かを『可愛い!美しい!』と感じた時にどうしてそれを可愛いと美しいと思ったのか自分の中で分析することにしていて、それをスマホケースのデザインに置き換えたらどんな風になるだろうと常に考えています。
今回の実写版シンデレラドレスのようにオリジナルがある場合は、本物のドレスの魅力的な要素をできる限り盛り込みつつも自分でも作れそうな範囲内で再現することを目指しています。しかし、本物のシンデレラドレスにはクリスタルストーンが1万個以上も付いていたそうなのですが、今回私が作ったシンデレラドレスは時間の都合上、当初予定していたスカート全体へのストーン付けの工程を省いてしまったので、これだけが少し心残りです」
――そうだったんですね。それでも動画を拝見すると、細部までこだわりが伝わってきて本当に完成度の高いドレスでした。そんなHanaさんが、YouTubeやInstagramなどの発信を通じて伝えたいことは?
「私が伝えたいのは結局『とにかくハンドメイドは楽しいよ!』ということだと思います。もちろん、私の商品を買ってほしいというプロモーションの意図もありますが、私のYouTubeやInstagramを見た方が1人でも多くハンドメイドの沼に片足を突っ込んでくれて、いつかハンドメイドの虜になってくれることを願っています(笑)。
シンデレラドレスの動画を多くの方にご覧頂けた事で、現在オーダーメイドの衣装に関するお問い合わせを多く頂いているのですが、現時点ではまだ私の技術不足の為オーダーをお受けする予定はありません。しかしいつかは衣装のご注文をお受け出来るくらい技術を向上させたいな、というのが今のところの私の目標です」
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