木村拓哉、『TOKYOタクシー』シリーズ化を快諾「なら、やろう」 蒼井優が提案

2025/11/21 14:51 

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『TOKYOタクシー』のシリーズ化を快諾した木村拓哉 (C)ORICON NewS inc.

 歌手で俳優の木村拓哉と蒼井優が21日、都内で行われた映画『TOKYOタクシー』初日舞台あいさつに登壇した。蒼井は憧れていた山田洋次監督の最新作でもある今作のシリーズ化を提案。木村も快諾し会場を盛り上げた。

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 本作は、フランスで初登場新作1位を獲得、2022年に日本でも公開されヒットしたフランス映画『パリタクシー』が原作。昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田洋次監督が、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に、人生の喜びを謳いあげる、感動のヒューマンドラマ。

 若き日のすみれを演じた蒼井は「今回は『TOKYOタクシー』。あと46都道府県、OSAKAタクシーもできる。NIIGATAタクシーもできる。HOKKAIDOタクシーもできる…と思ってます。木村さんがいろんな道府県の運転して…このチームでやりたいです。今後もよろしくお願い致します」とニコニコしながら提案。木村は「え…?」と聞き返しつつ「なら、やろう」と応え、拍手を浴びた。

 木村は今作にちなみ忘れられない出会いについて「きっと今後も忘れることはないだろうというのは今回のこの作品自体」と挙げ、「恵まれたことにいつもスクリーンの前に登壇するタイミングが、観終わった後のみなさんに会わせていただくんですが、観てくださったみなさんの僕らを迎えてくださる表情、目があったかいのが忘れられないですしこういう思いをまたしたくて、違う作品の現場に赴くことになれたらいいな」と想いを込めていた。

 毎日休みなく働いているタクシー運転手の宇佐美浩二(木村)。娘の入学金や車検代、家の更新料など次々とのしかかる現実に、頭を悩ませていた。そんなある日、浩二のもとに85歳のマダム・高野すみれ(倍賞)を東京・柴又から神奈川・葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。次第に心を許し始めたすみれは「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの」と浩二に寄り道を依頼。東京のさまざまな場所をめぐりながら、たった1日の旅が、やがて2人の心と人生を大きく動かすことになる。

 この日は倍賞千恵子、迫田孝也、優香、中島瑠菜、神野三鈴、山田洋次監督が参加した。
ORICON NEWS

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