アン・ボヒョン、“暖かい春”のような作品「笑いが絶えませんでした」 イ・ジュビンは地下鉄で…
韓国ドラマ『スプリング・フィーバー』に出演するアン・ボヒョン&イ・ジュビン(C)2025 CJ ENM STUDIOS Co. Ltd & CJ ENM Co.Ltd All Rights Reserved

【写真】スタイル抜群…!アン・ボヒョン&イ・ジュビンの手繋ぎショット
今回、オリコンニュースでは、アン・ボヒョンとイ・ジュビンにインタビューを実施。役作りや出演理由、共演エピソードや注目のシーンを語ってもらった。
――『スプリング・フィーバー』とご自身の演じた人物のキャラクターについて教えてください。
アン・ボヒョン:ソン・ジェギュを演じているアン・ボヒョンです。ジェギュについて、どう説明すればいいかな…。彼は、ボムが勤める学校に通う甥っ子・ハンギョルの保護者です。ちょっと常識外れなところがありますが、町で起こる奇妙な騒動の中心にいつも彼がいるせいで、その真意を誤解されがちな人物です。
イ・ジュビン:ユン・ボム役のイ・ジュビンです。私が演じるボムは、ある辛い出来事を経験し、心に傷を負ったまま田舎町に赴任してきた高校教師です。物語の始まりでは、ベールに包まれたミステリアスな人物として登場します。
――役を作り上げるうえで、どのようにアプローチしましたか? また、演じていて最もやりがいを感じた点はどこですか?
アン・ボヒョン:僕は故郷が釜山(プサン)なので、釜山の方言を使っています。これまでの俳優人生でも方言を生かしてきましたが、今回のジェギュ役にもそのまま取り入れました。そうすることで、キャラクターにさらに色や深みを出せたと思っています。
フィジカルな面に関しても、これまでにないタイプの役柄でした。視聴者の皆さんは、このキャラクターの本当に幅広い一面…スペクトルを見ることになると思います。最初は血気盛んで荒っぽいジェギュが、ユン・ボムと出会って変わっていき、繊細で優しい姿を見せるようになる。その変化を楽しんでいただけるはずです。
イ・ジュビン:ボムは高校教師なので、黒板に文字を書くシーンがあります。演技をしながら板書もしなければいけなかったので、その練習は結構しました。映像でうまくサマになっているといいんですけど(笑)。今はキャラクターのすべてを明かすことはできませんが、彼女は暗く沈む瞬間もあれば、明るくエネルギッシュな瞬間もある人です。その対比を表現することを意識して臨みました。
――演じたキャラクターとご自身の違いや共通点を教えてください。
アン・ボヒョン:ジェギュはとてもまっすぐな性格です。僕自身は、まっすぐなところもありますが、寄り道したり、脱線したり、Uターンしてまた元の道に戻ったりするのも好きです。僕は情熱的な性格ではなく、ジェギュのように欲しいものをただひたすら追い求めるタイプでもありませんが、彼の気持ちには70%くらい共感できたので、役に入り込みやすかったです。それに、監督がアドリブを受け入れてくれたので、気兼ねなく自分の限界に挑戦できる良い機会になりました。
また、同作はウェブ小説、ウェブトゥーンでもリリースされているのですが、その中でジェギュはとてもフィジカルだと認識しました。僕も運動を頑張ってきた点を活かして、見た目を寄せようと努力しました。
イ・ジュビン:私とボムの似ている点は、第一印象と実際の性格にギャップがあるところです。私たちは2人とも、外見はクールで少し近寄りがたい印象に見えると思いますが、親しくなると意外と気さくですし、時々B型っぽい一面もあるんです。一番の違いを挙げるとすれば、彼女が“小鹿のような瞳”を持っていて、その心に溢れんばかりの豊かな感情を秘めているところですね。
――このプロジェクトに参加を決めた理由を教えていただけますか?また、脚本で惹かれた点はどこですか?
アン・ボヒョン:もともと、叙情的で人情味あふれる温かい作品をやってみたいという気持ちがあったんです。同作は浦項(ポハン)がメインのロケ地で、カメラを回せば常に美しい海が背景にある。そんな絶景の中で撮影ができて、本当に幸運でした。それから、先ほども触れましたが、登場人物たちの多くが使う方言の要素も大きな決め手になりました。 脚本を読んだ時、現場の活気ある雰囲気が目に浮かびましたし、これなら楽しく演じられる、自分ならうまく表現できるはずだという確信が持てました。それが、この挑戦を受けとった一番の理由です。
イ・ジュビン:最初に脚本を読んだ時、一番魅力的だったのは、見ていて気分が重くなるような深刻な展開がなく、視聴者が軽い気持ちで楽しめるドラマだという点でした。そして何より、読んでいるうちにボムという役の中に自分自身を見つけることができました。 私がこの役を演じている姿が想像できたこと、それがこの挑戦を決めた一番の理由です。
――このシリーズで共演すると知った時、どんな気持ちでしたか?
アン・ボヒョン:すごくワクワクしました。ボム役を誰がやるのか気になりすぎて、監督に「ヒントだけでも教えてください」としつこく聞いたほどです。いざジュビンさんが演じると聞いた時は、「彼女なら最高のボムになる」と思いました。役柄と彼女自身、重なる部分がすごく多かったので。ドラマの中でボムは、今回のシリーズで、ボムは有頂天になったかと思えば、ひどく落ち込んだりと、本当にいろいろな感情を見せるんです。あんな風にその瞬間を生き生きと演じられるのはジュビンさんだけですし、おかげで撮影もすごく楽しかったです。
イ・ジュビン:台本を読みながら、私なりにジェギュという役のイメージを描いていたのですが、それがアン・ボヒョンさんとあまりにもピッタリだったんです。「あ、これは絶対に面白くなるぞ」と思いましたし、すごく期待が膨らみました。
――撮影中、特に印象に残っている出来事はありますか? 現場での思い出深いエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
アン・ボヒョン:本当に、どのシーンも笑いが絶えませんでした。現場の楽しい雰囲気が映像に表れているシーンもあると思います。特に、ボムと一緒にいる時のジェギュは、急に固まってしまったり、逆に妙に張り切ったりするんですが…そんなシーンの中でもパッと思い浮かぶのが、僕が『財閥の末息子』のふりをする場面です(笑)。とにかく多彩なコミカルシーンが詰まったドラマなので、視聴者の皆さんにもぜひ笑って楽しんでいただきたいと思います。
イ・ジュビン:付け加えるなら、彼は体を張るシーンが本当に多くて、「これ、ジャンルはスポーツものだっけ?」って錯覚するくらいでした(笑)。スタッフの皆さんが、俳優アン・ボヒョンの身体能力をフル活用していたなと思います。
撮影ではあちこち移動して、韓国の南部でもロケをしたんですが、中でも忘れられないシーンがひとつあって。私が地下鉄に駆け込む場面なんですが、こういう撮り方は初めてでした。撮影監督とスタッフさん数名だけで、私の後ろ姿を追って撮影していたのですが、周りの乗客は完全に一般の方々でした。
つまり、人前でそのままお芝居をしなきゃいけなかったんです。事前の告知も一切なしの、ぶっつけ本番だったんです。私は電車の中に駆け込んで、演技で「セジン! セジン!」と大声で叫んだんですけど…カットがかかった瞬間、もう恥ずかしくて顔が真っ赤になりました。みんなジロジロ見てくるし、事情を知らない親切な方が「あっちに行ったよ」なんて教えてくれたりして。本当に初めての経験で、新鮮でドキドキしました。 もしあの時、地下鉄に居合わせた方がこれを見ていたら、ぜひドラマをチェックしてくださいね(笑)。
――制作過程で最も印象に残った点と、視聴者の皆さんに一番注目してほしい見どころを教えてください。
アン・ボヒョン:このドラマが配信されるのは、おそらく冬頃になると思います。ちょうど冬が明けて、暖かい春を迎えるような季節かもしれません。この作品には、美しい背景がたくさんあって、ポハンの息を呑むような海の景色も映し出されていますし、セリフも温かみのある方言が使われています。田舎の学校が舞台なので、ご覧になる皆さんも、暖かい春を思い浮かべながら懐かしい気持ちに浸れるんじゃないかと思います。また、“盾”のようなユン・ボムと、“矛”のようなソン・ジェギュ、この2人がどうやってケミストリーを築いていくのか。その過程を見るのもすごく楽しいと思います。
イ・ジュビン:台本を読み込み、撮影を重ねるにつれて感じたのは、同作は何か衝撃的な事件だけを扱ったり、見ていて精神的に疲れるような作品ではない、ということです。むしろ、心や魂をゆっくり休ませたい時に寄り添ってくれるような作品です。美しい風景はもちろんですが、“癒し”や、“困難を乗り越えること”をテーマにした物語が描かれています。見る人の心が安らぐ、そんな心温まるドラマになっていると思います。
――最後に、このドラマをご覧になる海外のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
アン・ボヒョン:このドラマは、寒い冬が過ぎて、暖かい春風を待ちわびている人の心に響く作品だと思います。 あまり難しく考えずにリラックスして見られるような、明るくて甘いエピソードがたくさん詰まっています。ぜひご期待ください!
イ・ジュビン:2人の俳優がスクリーンの中で泣いたり笑ったりしながら、全力で楽しんで物語を紡いでいる。そんなドラマだと思って、気楽に見ていただけたらうれしいです。一緒に笑って楽しんでください!
■『スプリング・フィーバー』作品情報
英題:『Spring Fever』
配信日:2026年1月5日(月)22時30分
エピソード数:全12話
配信表記:2026年1月5日(月)より独占配信 毎週月曜・火曜に1話ずつ配信
-


山田涼介“Ryosuke Yamada”名義初CDシングルが『青のミブロ』テーマ曲に決定
山田涼介が来年1月14日にRyosuke Yamada名義として初めて発売するCDシングル「Blue Noise」が、読売テレビ・日本テレビ系テレビアニメ『青…
エンタメ 25分前 オリコンニュース
-


AKB48 20周年記念コンサートのエンドロールにファン注目「まゆゆの名前が…」「一番泣いた」
AKB48は7日、東京・日本武道館で結成20周年を記念したコンサート『AKB48 20th Year Live Tour2025 in 日本武道館~あの頃、青…
エンタメ 25分前 オリコンニュース
-


現役高校生・大学生おすすめ、首都圏の大学受験塾 最新1位は? 塾・予備校、個別指導塾、難関特化型で発表
顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、大学受験を目的とした「塾」の満足度ランキングを「首都圏・東海・近畿」の3地域別で「塾・予備校」、「個別指…
エンタメ 25分前 オリコンニュース
-


BARBEE BOYS、「BARBEE BOYS 4 PEACE」として活動していくことを発表 KONTA、杏子、いまみちともたか、ENRIQUEの4名で
BARBEE BOYS(バービーボーイズ)が8日、公式サイトおよび公式SNSにて、KONTA、杏子、いまみちともたか、ENRIQUEの4名で「BARBEE B…
エンタメ 26分前 オリコンニュース
-


「石原さとみ似」の激バズ研修医“SNS動画再生数は840万回” 驚異のモテエピソード「通勤中に毎日駅で」「全員ウインクを」
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する『ななにー 地下ABEMA』(#97)が7日、放送した。 【動画】「石原さとみに似すぎ」と話題の研修医・れい奈さん …
エンタメ 44分前 オリコンニュース












