映画『国宝』、大晦日に歌舞伎座で特別上映 吉沢亮、横浜流星ら登壇 全国同時生中継も実施へ

2025/12/19 00:36 

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映画『国宝』歌舞伎座大晦日特別上映会開催決定(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

 2025年を締めくくる一大イベントとして、12月31日の大晦日(みそか)に、映画『国宝』の歌舞伎座特別上映会の開催が決定。チケットの抽選販売を受け付け中だ(22日正午まで)。日本映画史に新たな1ページを刻んだ本作を、象徴的な舞台で味わう絶好の機会となる。

【動画】映画『国宝』本予告

 当日は午前9時に開場、10時に開演予定。上映に先立ち、主演の吉沢亮、横浜流星をはじめ、寺島しのぶ、見上愛、黒川想矢、田中泯、中村鴈治郎、そして李相日監督らが登壇する予定となっている(変更となる場合あり)。歴史的ヒットへの感謝を直接観客に伝える場となる。歌舞伎座で行われる舞台あいさつと特別上映の模様は、全国の映画館でも同時生中継される予定。

 チケットは、チケットぴあにて抽選販売を実施。抽選結果は12月25日午後8時に発表される。申し込みは一人2枚までで、転売目的での購入は禁止。他人名義での申し込みも不可となっている。

 本作は、吉田修一の同名小説を映画『フラガール』(2006年)などで知られる李相日監督が映画化。6月6日より公開され、記録的な大ヒットを続けている。公開から172日間となる11月24日までに観客動員数1231万1553人、興行収入173億7739万4500円を突破し、22年間破られなかった記録を更新。邦画実写歴代興行収入ランキングを第1位を達成した(興行通信社調べ)。

 興行成績だけでなく、国内外で高い評価を獲得。2026年の北米公開も決定しており、「第98回米国アカデミー賞」では国際長編映画賞のショートリスト15作品、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の10作品に選出され、2部門での受賞にも期待が高まっている。
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