加藤一二三さん死去 藤井聡太竜王名人ら追悼コメント発表 清水市代女流七段、中原誠十六世名人…

2026/01/22 19:35 

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加藤一二三さん

 将棋棋士の加藤一二三さんが22日、都内の病院で肺炎のため亡くなった。86歳。所属するワタナベエンターテインメントが明らかにした。

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 日本将棋連盟も公式Xで訃報を伝えた。「2026年1月22日(木)午前3時15分、加藤一二三(かとう・ひふみ)九段が東京都済生会中央病院にて肺炎により86歳で逝去いたしました。ここに哀悼の意を表します」と追悼した。

 その後、「加藤一二三九段のご逝去に際し、追悼コメントを頂戴しました。謹んでご紹介いたします」と、清水市代女流七段(日本将棋連盟会長)、藤井聡太竜王名人、中原誠十六世名人、谷川浩司十七世名人、羽生善治九段のコメントを発表した。

 加藤さんは、1940年1月1日生まれ、福岡県出身。師匠は故・剱持松二九段。14歳でプロ4段、史上最年少棋士史上初の中学生棋士となり、「神武以来の天才」と称され14歳7ヶ月でデビューという藤井聡太棋士が登場するまで62年間破られなかった史上最年少記録と、77歳11日という現役棋士の史上最年長記録など「誰にも破ることができない」と評される偉業を成し遂げた将棋界のレジェンド棋士。一方、バラエティー番組などでは“ひふみん”の愛称で親しまれており、2017年3月には密着取材した番組、NHK『ノーナレ 諦めない男 棋士 加藤一二三』が放送された。同年6月、現役を引退した。

■追悼コメント
・清水市代女流七段(日本将棋連盟会長)
「加藤一二三九段のご逝去の報に接し、日本将棋連盟を代表して、謹んで哀悼の意を表します。加藤九段は、中学生で棋士になられて以来、長きにわたり将棋界を牽引され、数々の輝かしいご功績を残されました。将棋に向き合うひたむきなお姿と、将棋の魅力を広く伝え続けてこられたことは、多くの皆様の心に深く刻まれております。ここに生前のご功績に敬意を表するとともに、安らかなご永眠をお祈り申し上げます。」

・藤井聡太竜王名人
「この度の訃報に大変驚いておりますが、安らかに天に召されられたことと思います。長きにわたり将棋界を代表する棋士としてご活躍されたことに深く敬意を表するとともに、信念を貫く姿勢を直に学ばせていただいたことに改めて感謝を申し上げます。心より平安をお祈りしております。」

・中原誠十六世名人
「加藤一二三さんの悲報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。加藤さんとは、名人戦はじめ各タイトル戦で随分と戦いました。第40期名人戦では七番勝負が十番勝負となり、私が敗れて、残念で忘れられないシリーズとなりました。」

・谷川浩司十七世名人
「第41期名人戦をはじめ、45局、公式戦で対局する機会がありました。ベテランの域に達しても、自分の子供や孫のような年代の後輩棋士相手に闘志満々で戦う姿は、正に棋士の鑑でした。現役生活63年は誰にも破られない記録でしょう。謹んでお悔やみ申し上げます。」

・羽生善治九段
「加藤一二三先生は生涯をかけて将棋に打ち込まれていた偉大な棋士でした。 現役生活63年は空前絶後の大記録でありましたし、気力と情熱を失わずに盤上と格闘する姿にいつも敬意を感じていました。心より平安をお祈り致します。」
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