<1分で解説>冬季五輪の開催適地 温暖化で急減の恐れ

2026/01/22 16:05 

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 米研究機関クライメート・セントラルが、地球温暖化による気温上昇や積雪の減少で冬季五輪・パラリンピックの運営が難しくなっていると報告しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「冬季五輪と温暖化の影響」を解説します。

Q 冬季五輪ってどんな大会なの?

A 雪や氷の上で行うスポーツの国際大会で、4年に1度開かれます。スキーやスケート、スノーボードなどの競技があります。

Q 今回の冬季五輪はどこで開かれるの?

A イタリア北部のコルティナダンペッツォやミラノで2月6日から行われます。コルティナダンペッツォではアルペンスキー女子などの屋外競技が、ミラノではフィギュアスケートなどの屋内競技が行われます。

Q コルティナダンペッツォの気温は昔と比べてどう変わったの?

A クライメート・セントラルの報告によると、1956年から10年間の2月の平均気温は氷点下7度でしたが、直近の10年間では氷点下2.7度まで上がっています。

Q ミラノの気温も上がっているの?

A ミラノでも同じ時期を比べると2月の平均気温が3.2度上昇しています。これにより、冬の寒さが弱まっていることが分かります。

Q 積雪量はどうなっているのかな?

A コルティナダンペッツォでは、1971年から2019年にかけて2月の平均積雪量が15センチ減少しています。今大会では、競技に支障が出ないように東京ドーム2杯分にあたる約230万立方メートルの人工雪が必要になるそうです。

Q 温暖化の影響は今大会だけなの?

A 冬季五輪は1952年以降19回開かれていますが、全ての開催都市の2月の平均気温は1950年以降で2.7度上昇しています。

Q 今後も冬季五輪は開けるの?

A 「今後数年間で開催適地が急減する恐れがある」と報告書は指摘しています。

毎日新聞

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