『渡辺篤史の建もの探訪』“宙に浮くテラス”の家 4層スキップフロアの大空間も

2026/02/20 10:00 

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テラスは空中回廊「東京都中野区・生沼邸」(C)テレビ朝日

 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)の21日放送は、東京都中野区の生沼邸を訪れる。前庭の上に“浮遊”するテラスを備えた個性的な外観と、4層のスキップフロアで構成された大空間が見どころとなる。

【写真】スキプフロアのワンルーム「東京都中野区・生沼邸」

 まず目を引くのは、正面外観に設けられた宙に浮くテラス。前庭の上に持ち上げる形で設置され、植物を飾るスペースとして活用している。北側に位置しながらも日照が期待できる設計で、テラス下部には駐車場を確保。限られた敷地を有効活用する工夫が凝らされている。

 玄関を入ると、屋内にも多くの植物が配されている。階段下にはプランタースペースを設け、西面のガラス壁に沿って鉢植えを飾る棚を設置。外のテラスと呼応するように、住まい全体で緑を楽しめる構成となっている。

 内部は4層のスキップフロアを採用した大きなワンルーム空間。まず2階へ上がると、広々としたLDKが広がる。天井と床はラワン合板で統一され、造作収納など随所に曲線デザインを取り入れた。道路側の窓は大きめだが、宙に浮くテラスが道路との緩衝地帯となり、採光とプライバシーを両立させている。

 2.5階には手前に前室、奥に寝室を配置。前室は将来、子ども部屋とすることも想定している。1.5階は応接室と書斎に分かれ、隣家と視線が合わないよう窓を低く設置しつつ、裏庭である南庭を楽しめる設計とした。

 最後に紹介される洗面・浴室では、弧を描く天井が印象的な空間が広がる。外観の浮遊テラスから内部の曲線意匠まで、一貫したデザイン思想が貫かれた住宅の全貌に、渡辺が迫る。

竣工:2025年4月
敷地面積:126.5平方メートル(38.3坪)
建築面積:61.3平方メートル(18.5坪)
延床面積:96.4平方メートル(29.2坪)
構造:木造在来工法
設計:生沼広之/生沼広之建築設計事務所
ORICON NEWS

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