台湾の頼清徳総統は２１日、就任したトランプ米大統領に対し、自身のＸ（ツイッター）アカウントで「永続的な世界の自由と平和、繁栄を促進するためにともに働くのを楽しみにしている」と祝賀のメッセージを送った。

　外交部（外務省に相当）も「トランプ政権と安全、経済貿易など各領域での緊密なパートナーシップを強化し、インド太平洋と世界の平和と安定のためにともに努力することを期待している」とする声明を発表した。

　台湾からは韓国瑜・立法院長（国会議長に相当）を団長とする与野党の立法委員（国会議員に相当）計８人が就任式に出席。台湾メディアによると、韓氏は「ハイテク分野などで米国との協力のチャンスがさらに増えることに期待する」と述べた。【台北・林哲平】