米中外相が電話協議 ルビオ氏「米国第一で対中関係追求」と表明

2025/01/25 08:06 

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 米国のルビオ国務長官は24日、中国外交トップの王毅・共産党政治局員兼外相と電話協議した。ルビオ氏は「米国の利益を促進し、米国民を第一に考える形で、米中関係を追求する」と王氏に伝えた。国務省の報道官が声明を発表した。第2次トランプ政権が20日に発足して以降、米中外相が意見交換するのは初めて。

 声明によると、ルビオ氏は、米国はアジア太平洋地域の同盟国に対して責任を負っていると表明。台湾周辺や南シナ海での中国の威圧的な行動に深刻な懸念を抱いていると強調した。

 トランプ氏は政権発足に先立つ17日、中国の習近平国家主席と電話で協議した。トランプ氏は「双方にとって非常に良い電話だった」と説明している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は「就任後100日以内」に中国を訪問する意欲を示しているという。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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