北朝鮮外務省「米国には超強硬に対応」 米韓合同軍事訓練に反発

2025/01/26 11:46 

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 北朝鮮の外務省対外報道室長は26日、談話を発表し、米国が北朝鮮の「主権と安全を拒否する以上、米国には超強硬に対応しなければならない」とし、この対応が「米国を相手にする上で最上の選択」と強調した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信が同日報じた。

 トランプ米大統領が20日に就任して以降、北朝鮮外務省が米国について談話を発表するのは初めて。

 談話は米韓両空軍が21~24日に韓国内の基地で実施した合同空中訓練などに言及。「朝鮮半島と地域の平和と安全保障に対する厳重な挑戦行為だ」とし、「このような行為には反射的な対応が伴うことを厳重に警告する」と批判した。

 トランプ氏は23日放送のFOXニュースとのインタビューで、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記について「彼は賢い人物で、私のことを気に入っていた」などと述べ、金氏との再会談に意欲を示している。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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