北九州市議選 自民15人当選、最大勢力維持 国民2人トップ当選

2025/01/27 01:27 

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 任期満了に伴う北九州市議選(定数57)は26日投開票され、自民党(現有議席15)は公認候補18人のうち15人が当選し、最大勢力は維持したものの3人が落選した。2024年10月の衆院選で躍進した国民民主党(同1)は公認候補2人がトップ当選を果たした。投票率は40・12%で前回21年(40・29%)を下回り、過去2番目に低かった。

 党派別の当選者は、立憲民主党6人(同7)▽日本維新の会2人(同3)▽公明党13人(同13)▽共産党7人(同8)▽無所属12人(同8)。

 石破茂政権下で初の政令市議選となった同市議選には過去最多の96人(前回比15人増)が立候補し、人口減少や経済活性化策などを巡り論戦を交わした。与野党は夏の参院選の前哨戦と位置づけ、選挙期間中は各党幹部らが続々と応援に駆けつけた。前回、議長経験者ら現職6人が落選した自民が議席を維持できるかが焦点だった。【山下智恵】

毎日新聞

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