41人の遺体を収容 ワシントン旅客機墜落、28人の身元判明

2025/02/01 06:53 

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 米国の首都ワシントン近郊で小型旅客機と米陸軍ヘリコプターが衝突し墜落した事故で、2機に乗っていた乗客乗員ら計67人のうち41人の遺体が収容された。地元消防の幹部が1月31日の記者会見で明らかにした。

 捜索活動を指揮する地元消防のジョン・ドネリー氏によると、うち28人の身元が確認され、31日午前6時までに18人の遺族に状況を伝えたという。

 一方、米陸軍は31日、衝突し墜落したヘリコプターに乗っていた3人のうち2人の名前などを発表した。いずれも男性操縦士で、1人は遺体の身元を確認中で、もう1人の遺体はまだ収容されていないという。

 残る1人については「遺族の要望」として名前などを公表しなかった。米CNNテレビによると、女性の副操縦士だという。

 2機が墜落したポトマック川とその周辺では、300人態勢で捜索活動が続いている。2月1日にはさらに多くの引き揚げ機材を投入できる予定だという。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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