<1分で解説>トランプ大統領、イランに再空爆警告 勝利宣言に反発
アメリカのトランプ大統領は、イランがウランの濃縮を懸念される水準まで高めた場合、再び空爆を行うと警告しました。さらに、イランの最高指導者ハメネイ師の「勝利」宣言にも強く反発しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ氏、イランに再空爆を警告」について解説します。
Q トランプ氏はイランに何を警告したの?
A トランプ氏は、イランがウランの濃縮を危険なレベルまで高めた場合、再びイランの核施設を空爆すると警告しました。
Q ウランの濃縮って?
A ウランの濃縮は、核兵器や原子力発電に使うためにウランの割合を高めることです。高い濃度になると核兵器に使えるようになります。
Q アメリカはこれまで何をしてきたの?
A アメリカはイランの核施設3カ所を空爆し、経済制裁も行ってきました。制裁解除の可能性も検討していましたが、今回は中止しました。
Q なぜ制裁緩和をやめたの?
A イランのハメネイ師が「勝利」を宣言し、アメリカを批判したため、トランプ氏は「怒りや憎悪」に満ちているとして、制裁緩和の話をやめたと説明しています。
Q ハメネイ師は何と言っているの?
A ハメネイ師はビデオ声明で「米国が得るものはなかった」と勝利を主張しています。
Q トランプ氏は交流サイト(SNS)に何を投稿したの?
A トランプ氏は、ハメネイ師が交戦中に潜伏していた場所を知っていたが、イスラエル軍による殺害を認めなかったとし、「不名誉な死から私が救った」と主張しました。
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