<1分で解説>コアラのクラミジア予防ワクチン 開発の経緯は?
コアラをクラミジア感染から守るワクチンが、オーストラリアで初めて承認されました。開発したクイーンズランド州のサンシャインコースト大が「世界初の試み」と発表しました。クラミジアという性感染症にコアラが感染すると死に至る可能性もありますが、今回のワクチンで状況が変わるかもしれません。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「コアラをクラミジアから守るワクチン」について解説します。
Q なぜワクチンがつくられたの?
A クラミジアは人間にもある病気ですが、コアラがかかると尿路感染症や失明、不妊を引き起こすほか、死に至る可能性もあり、野生コアラの死因の半数近くを占めているそうです。
Q 怖い病気なんだね。
A サンシャインコースト大のピーター・ティムズ教授は声明の中で、「一部の群れは絶滅に近づいている」と警告しています。地域によっては感染率が70%にもなるそうです。
Q 今までの治療法はどんなものだったの?
A これまでは抗生物質を使って治療していました。しかし、抗生物質はコアラの主食であるユーカリの葉の消化を妨げてしまい、餓死する危険もありました。
Q 今回のワクチンにはどんな効果があるの?
A 1回の投与で、繁殖期のコアラがクラミジアの症状を発症する可能性を抑えます。研究段階では、死亡率が少なくとも65%減少する効果が確認されたといいます。
Q ワクチンはどこで使われるのかな。
A 今後はオーストラリア国内の野生動物病院などで接種できるようになります。
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