米朝会談の可能性、韓国国情院が指摘 金正恩氏が「接触」の意思

2025/11/05 05:45 

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 韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は4日、国政監査で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が米国のトランプ大統領と「条件が整えば(北朝鮮側が)米国側と接触する」との分析を報告した。聯合ニュースが伝えた。

 報道によると、国情院は北朝鮮が「水面下で米国との対話に備えていたことが多様な経路で確認された」と指摘。更に、来年3月の米韓合同訓練後に会談開催を模索する可能性があるとの見方を示した。

 トランプ氏は10月末の韓国訪問に合わせて金氏と会談する意思を示していたが、米韓首脳会談で調整が失敗したことを公表。「もう少し時間がかかるが、良い結果があると思う」と述べていた。【ソウル日下部元美】

毎日新聞

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