日経新聞、PCの「Slack」に不正アクセス 1万7000人分の情報流出か

2025/11/04 22:16 

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 日本経済新聞社は4日、業務で使っているビジネスチャットツール「Slack(スラック)」に外部から不正なログインがあり、社員や取引先など1万7368人分の情報が流出した疑いがあると発表した。

 発表によると、社員の私有パソコンがウイルスに感染し、スラックの認証情報が流出。この情報を基に、何者かが社員のアカウントに不正ログインしたとみられる。流出した可能性があるのは、スラックに登録されていた氏名やメールアドレス、チャット履歴など。

 日経広報室は取材に対し、この社員が私有パソコンを業務に使うことに問題がなかったかどうかや、ウイルス感染の理由について「説明を控える」とした。9月に状況を把握してパスワード変更などの対応をしたといい、「個人情報の管理を強化し再発防止を徹底する」としている。【千脇康平】

毎日新聞

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