Honda鈴鹿の井村が完全試合達成 大会史上2人目 日本選手権

2025/11/04 16:10 

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 第50回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)は第4日の4日、京セラドーム大阪で1回戦があり、Honda鈴鹿の井村勇介投手(28)がJR西日本戦で史上2人目となる完全試合を達成した。

 第43回大会(2017年)でJR東日本東北・西村祐太投手が新日鉄住金広畑戦で記録して以来。

 井村投手は、愛知・高蔵寺高から至学館大を経て入社した7年目のエース右腕。高い制球力が持ち味で、この日も変化球を巧みに操り、9奪三振、99球で完封した。「全国で一つ勝ちたかったのでホッとした。素直にうれしい」と喜んだ。

 都市対抗大会では、1957年の第28回大会で日鉄二瀬・村上峻介投手、11年にはJR東日本東北・森内寿春(としはる)投手が完全試合を達成している。【下河辺果歩】

毎日新聞

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