NTT東日本、土壇場から始まる「逆襲の秋」 社会人野球日本選手権
◇第50回社会人野球日本選手権1回戦(4日・京セラドーム大阪)
◇○NTT東日本4―1TDK●
NTT東日本の6番・保坂淳介は、打席で腹をくくっていた。「消極的に入るとやられる。割り切ろう」。1―1の九回1死一、二塁。土壇場の積極性が、苦しい展開をはね返した。
マウンドには2番手の小島康明。昨年の都市対抗大会で敢闘賞に相当する久慈賞を獲得した好右腕だ。七回は粘って四球を選んでいたが、第1ストライクを見逃していた。
「制球がよくて、質のいい真っすぐと変化球がある格上の投手。手数を出していくしかない」
反省を生かし、九回は初球を狙い打った。外角の真っすぐに腕を伸ばして引っ張り、左中間フェンス直撃の2点二塁打だ。持ち前のパンチ力を披露し「ほぼ会心の当たり」と拳を突き上げた。中心打者の向山基生をコンディション不良で欠いて二回以降は無得点だっただけに、価値ある一振りだった。
栃木・佐野日大高、中大から入社8年目の正捕手。今年の都市対抗出場を逃したチームとともに、逆襲を誓う秋だ。都市対抗では補強選手としてチームから9人を送り出し、残った保坂らは再起に向けたミーティングを重ねた。
至った結論は「『自分のことをやっていればいい』ではなく、チームのために何ができるのかを突き詰めて全員が行動すること」。保坂自身、この試合の守りでは3者凡退のイニングをなかなか作れず苦心のリードが続いたが、前向きさを失わなかった。
就任1年目の北道貢監督は「『夏の悔しい経験があったから』と言える大会にしたい」。2017年の都市対抗を攻撃野球で制したNTT東日本。この秋も、失敗を恐れずに攻めていく。【石川裕士】
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