完全試合のHonda鈴鹿・井村「ウイニングボールは」 日本選手権

2025/11/04 17:21 

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 第50回社会人野球日本選手権大会は第4日の4日、京セラドーム大阪で1回戦があり、Honda鈴鹿がJR西日本に1―0で勝利し、先発右腕・井村勇介投手が史上2人目となる完全試合を達成した。

 井村投手の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇Honda鈴鹿・井村勇介投手

 (試合が)終わった瞬間はとりあえず、全国で一つ勝ちたかったのでホッとした。素直にうれしく、(完全試合の)記録はラッキー。こんなに(記者に)囲まれたことがないので、今のこの状況(の方)がすごいです(笑い)。

 <一回は2者連続三振でスタート>

 三振は嫌だなと。良すぎると、後半どうなるのかなと(心配だった)。

 甘い球で序盤は打ち取りたかった。野手に動いてもらって。三振で乗っていくタイプではないので。

 カーブとチェンジアップが鍵になるかなと思い、軸に投げていた。(内外角の)コーナーに投げたいところに投げられていた。そこが良かった。

 今日は完投するつもりでいた。前までは(先発して)五回までゲームを作って、あとはいけるところまでだったが、九回投げきる思いでいた。他のチームのエースも投げている。Honda鈴鹿のエースはそれではダメ。九回までいくと思っていた。

 <八、九回は>

 一人一人(打ち取る)という意識。緊張はなかった。

 <ウイニングボールは>

 たぶん、どっかやっちゃうので。どうしたらいいですかね。皆さんどうされているのか……。ちょっと考えます。

毎日新聞

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