米、ガザ統治の監督機関メンバー発表 ルビオ氏やブレア元英首相ら

2026/01/17 15:02 

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 米ホワイトハウスは16日、パレスチナ自治区ガザ地区の和平計画に基づいて暫定統治を指揮する国際機関「平和評議会」の創設執行メンバーを発表した。メンバーはルビオ米国務長官やブレア元英首相ら7人。トップを務めるトランプ米大統領の下で、ガザの安定や復興に向けた統治能力の構築や経済開発などを監督するという。

 メンバーはほかに、米国のウィットコフ中東担当特使▽トランプ氏の娘婿のクシュナー元大統領上級顧問▽世界銀行のバンガ総裁――ら。一部のメンバーは、周辺国の閣僚や有力者、国連の中東和平担当者らとともに「ガザ執行評議会」を構成する。

 二つの組織の監督と協力の下で、「ガザ行政国家委員会(NCAG)」が日常的な公共サービスを担い、持続可能な統治の基盤作りを目指す仕組みだ。

 また、人道支援物資の輸送や治安の確立・維持、イスラム組織ハマスの武装解除などを担う「国際安定化部隊(ISF)」の司令官に米軍の少将を就けた。

 ウィットコフ氏は14日、和平計画が停戦などの「第1段階」から、非軍事化や復興に向けた「第2段階」に移行すると宣言した。評議会設置は第2段階の柱の一つと位置づけられている。

 ただし、ハマスは人質1人の遺体を返還していないほか、武装解除にも消極的で、「第2段階」の先行きは不透明だ。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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